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雪山で温泉でウェット読書! 防水電子書籍リーダー「Kobo Aura H2O」を試す

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雪まみれKobo Aura H2O(Photo:大野雅人)
  • 雪まみれKobo Aura H2O(Photo:大野雅人)
  • ゲレンデで教則本を見る(Photo:大野雅人)
  • ギアをチェックしながら教則本を確認(Photo:GazinAirlines)
  • グサッと雪に差して閲覧(Photo:大野雅人)
  • ウェアのポケットに入る(Photo:GazinAirlines)
  • 屋根からのしずくも安心(Photo:GazinAirlines)
  • 温泉にドボン(Photo:GazinAirlines)
  • 完全に水没(Photo:大野雅人)
 Kobo Aura H2Oごとドボンと湯船につかる。水中や、濡れた画面に濡れた手でタップしても反応しないが、水気を軽く払えば、タオルなどできれいに拭かずともKobo Aura H2Oは反応してくれる。

 このKobo Aura H2Oの6.8インチ・ディスプレイは、従来に比べて縦2cm・横1.5cmほど大きくなり、紙製の単行本コミックに近いサイズとなったことで、あたかも単行本を湯につかりながら読みすすめているような感覚にもなれる。

 また、高解像度化によってマンガの細かい描写や文字、迫力ある線などがダイレクトに伝わり、ちょろちょろと聞こえる湯の音とBGMとして、マンガの世界に入り込める。難点は、温泉に浸かりながら夢中になって読むので、ついついのぼせてしまうことか……。

 さらに驚いたのが、電池の持ち。8時にバッテリー100%として出発し、サービスエリアの休憩中に、ゲレンデで、温泉で、自宅の風呂でと使用し、22時に残量チェックしたところ、ほとんど減っていなかった。「1回の充電で、約7週間もバッテリーがもつ」という公式発表を、実感した。

 ちなみに、温泉街から戻って自宅の風呂場でパラパラとマンガを読み直していたときに、わかったことがある。画面の左端をスワイプすると、光の量が「上→明るく」「下→暗く」と変わる明るさ調整機能だ。

 5つのLEDライトが照らす画面は、ナノ粒子光ファイバーフィルムを通してスクリーン全体に均等に拡散され、表示された文字のすべてが鮮やか・ムラなく表示される。また、ライトは画面縁の下側にあるので、光が目に直接入らず、目にやさしく長時間快適に閲覧できるという。

 冒頭の「ちょっと視線が気になる」というのは、Kobo Aura H2Oを連れて、雪山で教則本、温泉でマンガを読んでいると、「それ何?」という顔でこちらを見る人が多かったこと。「電子書籍です」と伝えると、「へえ~そんな時代になっちまったのか!」と感想をもらす人もいたが、こちらも同じ想いを感じた次第。
《大野雅人》
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