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『美術手帖』が“ボーイズラブ”を特集!初心者のための入門ブックガイドも

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『美術手帖』12月号BL特集
  • 『美術手帖』12月号BL特集
  • BLの考察
  • BL漫画の検証
 アート雑誌の月刊『美術手帖』が、11月17日発売の同誌12月号で、男性同士の恋愛を描いたボーイズラブ(以下、BL)マンガを特集する。

 BLは、男性同士の恋愛を描いた小説やマンガを示す造語で、今号の特集では、「“関係性”の表現をほどく」と題して、BLならではの表現や、BL作家の創造性を追い、男性の同性愛を描いた少女マンガやゲイ・コミックの“表現”に迫る。

 特集の読みどころは、まず、人気マンガ家10人のロング・インタビューだ。よしながふみ、こだか和麻、雲田はるこ、ヨネダコウ、宝井理人、鳥人ヒロミ、トウテムポール、はらだ、中村明日美子といった人気マンガ家のインタビューが掲載される。また、ゲイ・コミックの巨匠である田亀源五郎も登場する。

 もうひとつの読みどころとして、「男と仕事と制服」をテーマに7人のマンガ家が描き下ろしたスペシャル・イラスト集がある。参加作家は、腰乃、えすとえむ、岡田屋鉄蔵、雲田はるこ、ヨネダコウ、宝井理人、トウテムポール。人気作品の過去や未来の様子や、パラレル設定を描いたものなど、この特集でしか見られない内容となっている。

 また、BL研究で著名な社会学者の金田淳子、お菓子研究家の福田里香、編集者の山本文子が、BLの表現について語った座談会を収録。さらに、松井みどり(美術評論家)、暮沢剛巳(美術評論家)、泉信行(漫画研究家)による論考のほか、BLの歴史についてや、世界各国のBL事情に関するコラム、初心者のためのBL入門ブックガイドも掲載する。

 BL特集が載った『美術手帖』12月号は、11月17日に発売されている。
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