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スマホで楽しく健康度アップ!「Runtastic for docomo」のサービスに迫る

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「C3fit IN-Pulse」
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  • 自分を鍛えるためのアイテムとしていいのではないかと語る渡辺謙氏
  • 発表会壇上でも披露された
 ドコモが30日に開催した記者発表会で新サービス「Runtastic for docomo」を発表した。今年の12月から提供が開始されるサービスがどんなものなのか、発表会やタッチアンドトライの様子を含めて詳しく見ていこう。

 今回ドコモがパートナーシップを結んだのは、オーストリアに拠点を置くRuntastic社。ランニングアプリ「Runtastic」を中心に、サイクリングやトレーニング系のモバイルアプリを開発・提供する企業で、グローバルのアプリ総ダウンロード数は4,600万と業界トップクラス。日本国内でもフィットネス系カテゴリーのアプリとしてトップの地位に君臨している。ドコモでは従来から健康管理系のヘルスケア事業にも力をいれてきたが、こちらとは別に新サービスを展開する理由について、ドコモの加藤社長は「健康増進を目的としたスポーツ系のアプリやサービスの強化を図るため、Runtastic社と新しいサービスをスタートさせる運びとなった」と説明する。

 サービスの内容は通常は有料で提供されているアプリ「Runtastic」を含む6種類のアプリのフル機能が、月額350円(税別)で定額利用ができるようになるというもの。もちろんドコモのスマートフォンユーザーが利用できるほか、他キャリアのユーザーでdocomo IDを利用していれば手元のスマートフォンで楽しめるのが特徴だ。

 「Runtastic」を例に、アプリでどんなことができるのか簡単に紹介しよう。まずはアプリをスマートフォンにインストールする。対応するスマートフォンはAndroid 2.3以上、またはiOS 7以上のOSを搭載していればOKだ。スマートフォンのGPS機能を利用して、ジョギングやウォーキングなどの運動時間や距離、移動スピードや消費カロリー、高低差を含む移動経路などのトレーニングデータをアプリが計測してくれる。

 トレーニングデータはdocomo ID、またはRuntasticのユーザーIDに紐付けられたクラウド上のサーバーに蓄積されるので、アプリやWebページからワークアウトの成果を確認することができる。友人と成果をシェアしながら互いに切磋琢磨する、といった使い方も可能だ。記者発表会のゲストとして出席した俳優の渡辺謙氏が「Runtastic for docomo」のサービスについてこんな面白い感想を語っていた。「私もよくジムに通ってトレーニングをしているが、専属のトレーナーとデータをシェアしてしまうと、何だかいつもトレーナーが近くにいて監視しているような気分になってしまうかも…。でも自分を厳しく鍛えるためにはとても有効なアイテムになるかもしれない」(渡辺氏)

 他にも「Runtastic for docomo」から提供される6種類のアプリのパッケージには、自転車でのワークアウトが計測できる「Runtastic Road Bike」や、スクワット版の「Runtastic Squats」、腕立て伏せ版の「Runtastic Push-Ups」、懸垂を自動カウントしてくれる「Runtastic Pull-Ups」と腹筋運動のパートナー「Runtastic Sit-Ups」が含まれている。

 NTTドコモの加藤社長は、記者発表会の壇上にて「Runtastic for docomo」をフルに楽しむための“ウェアラブル商品”として、兼ねてから東レとの共同開発を進めてきた機能素材「hitoe」を使ったスポーツウェアの発売についても大々的に発表を行った。

 こちらは数々のアパレルブランドを展開するゴールドウインより、「C3fit IN-pulse」シリーズのラインナップとして12月から展開される商品で、ウェアとトランスミッターがセットになっている。着用した状態でランニングなどのトレーニングを行うと、hitoeウェアに装着されているセンサーが心拍数を感知してスマートフォンのアプリに転送、Runtasticを始めとするトレーニングアプリでデータの収集・解析が行えるようになるというものだ。ウェアの価格は男性用、女性用それぞれにサイズやカラー展開もあるためおおよその目安になるが、ウェア1着とトランスミッターを合わせて3万円前後になる予定だという。ウェアだけの買い増しもできる。

 会場ではウェアを身に着けたパフォーマーによる実演デモンストレーションを見ることができた。ペアリングされたスマートフォンアプリに、ユーザーのアクティビティがリアルタイムに記録されていく。hitoeウェアの胸の位置に装着するトランスミッターは、重さが約25gと非常に計量なので、実演されていた方の感想を聞くと「着けている実感は全くないほど」だという。肌にぴったりとフィットするウェアなので、実際に屋外でトレーニングなどを行う際には上からTシャツやウィンドブレーカーを着ることになるだろう。見た目にもトランスミッターが隠れてしまうため、違和感はほとんどないはずだ。

 トランスミッターはIPX5/7相当の防水対応なので、トレーニング中に汗をかいて濡れてしまっても大丈夫だ。トランスミッターにはBluetooth機能が内蔵されているので、ペアリングしたスマートフォンを少し離れた場所にあるテーブルやトレーニング器具の上に置いて運動することができる。

 何を隠そう、筆者も普段「Runtastic」を使ってジョギングをしていたユーザーだった。だが継続することに断念してしまったダメな元・ユーザーだ。聞けばドコモでは「Runtastic for docomo」のユーザーを応援するために、トレーニングの量に応じてドコモポイントをプレゼントするサービスも用意するそうだ。「それならば、もう一度復活してみようじゃないか」という意気込みも再燃してきた。12月のサービスインが待ち遠しい限りだ。
《山本 敦》
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