Googleのツールで働き方を変えれば経済効果は2兆円
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シング氏は基調講演で「Googleはこの5年で日本における最大のクラウド事業者になり、Google Playの売上はグローバルで日本が1位」であることを述べ、Google Apps、Drive、Mapsなどのサービスが日本でも大企業での利用が広がっていることを強調した。シング氏は、モバイルやクラウド利用がビジネスを、とくに人々の働き方を変えている点に注目する。
しかし、それでも日本の企業全体でみると、モバイル機器やクラウドを業務に活用している会社は10%前後であり、ビジネスの変革(Transformation)は十分でないという。この点については、Googleのパートナー コンサルタントであるデロイトトーマツコンサルティング 岩渕匡敦氏が登壇し、自社が実施した企業アンケート調査の分析結果を説明した。
その調査結果によると、個人ユーザーはスマートフォンやタブレットなどを便利に利用し、使いやすいと感じている層が51%と半数を超えているのに対し、企業は16%しか使いやすいと感じていない。また、業務へのデジタルテクノロジー導入の障害についてのアンケートでは、システムの問題と答えたのが21%だったのに対し、職場の体制、ルールの問題との答えが41%もあった。