インターネットテクノロジーの総合イベント、『Interop Tokyo 2014』が6月11~13日、千葉市の幕張メッセで開催される。予定出展社数は約400社、展示会予定来場者数約14万人(いずれも同時開催イベント含む)。
イベント名の「Interop」は「Interoperability」=相互運用性にちなむ。クラウドコンピューティングやセキュリティ、IoT/M2M、SDI(Software Defined Infrastructure)などをテーマに、展示会や基調講演が開催される。さらに会場に設置されるオリジナルのネットワークである「ShowNet」を通じて、先端技術とソリューションを来場者に提示する。
Interop Tokyo 実行委員長の村井純(慶應義塾大学環境情報学部学部長・教授)は、スマートデバイスやIoT(Internet of Things)の普及に伴って、インターネットと人々との距離感が数年前とは全く変わった、と指摘する。「インターネットが担う責任、期待される役割も変わってきている。2020年までには500億デバイスがインターネットにつながるという予測も出ている中、社会基盤としてのインターネットの進化を考えねばならない」とInteropの意義を説く。