NTTドコモ・加藤社長が語る……国内初「VoLTE」サービスの“4つの特長” | RBB TODAY

NTTドコモ・加藤社長が語る……国内初「VoLTE」サービスの“4つの特長”

エンタープライズ モバイルBIZ

NTTドコモ 代表取締役社長 加藤薫氏
  • NTTドコモ 代表取締役社長 加藤薫氏
  • スマートライフパートナーへ
  • VoLTE
  • VoLTEの紹介
  • VoLTEの紹介
  • VoLTEの紹介
  • VoLTEの紹介
  • リカちゃんVoLTEデモ
 NTTドコモは14日、2014年夏モデルのスマートフォン・タブレット新製品発表会を開催。6月下旬から国内で初めて「VoLTE」による通話サービスを提供開始する。

 端末は全12機種を発表。うちスマートフォンは「GALAXY S5」「Xperia Z2」「AQUOS ZETA」「ARROWS NX」の4機種が、タブレットは「AQUOS PAD」「Xperia Z2 Tablet」が「VoLTE」に対応。LTEの高速データ通信ネットワーク上で高品質で安定した音声通話を実現。ビデオコールや高速マルチアクセス、通話中のエリアメール受信などにも対応する。また6機種ともに「急速充電2」の機能に対応し、ACアダプタ05を使用することで従来品のACアダプタ04使用時と比べて約1.25倍以上速く充電できるようになる。

 「VoLTE」は6月下旬以降に順次実施するソフトウェアアップデートにより対応する。「Xi」サービスの契約者が利用対象となり、ドコモが6月に導入する新料金プラン「カケホーダイプラン」をはじめとしたXiの料金プランで利用が可能になる。Xiエリアの3月末時点の人口カバー率は97.5%。

 発表会にはNTTドコモ 代表取締役社長 加藤薫氏が登壇。新サービスと端末の特徴について説明した。

 携帯通信サービスについては4つの柱に注力。先月発表した新しい料金サービスの発「カケホーダイ&パケあえる」は「お客様から大きな反響を得ている」としながら、新料金プランの登場キャンペーンとして家族と一緒に2台以上の端末を購入したユーザーには「ファミリー特割」を、ドコモを10年以上利用しているユーザーが対象機種を購入した際の「プレミア特割」を導入。それぞれに10,000円相当の還元プランを実施する。また他社キャリアからドコモに戻ったユーザー向けには「おかえりボーナス」も用意する。

 「VoLTE」のサービスについては、その「4つの特長」を説明。ひとつめに「高音音質通話」。高音から低音までクリアで聴き取りやすい音声通話を実現。「VoLTEなら特に高音域の、女性の声などがより鮮明に伝わるのがわかるはず」(加藤氏)としながら、デモンストレーションを紹介した。

 ふたつめの特長はLTE通話の「スピーディーな発着信」、3つめが「高速マルチアクセス」への対応。加藤氏は「従来通話しながらインターネットを使うとサクサク感が得られなかった。VoLTEは通話中でも通信がフリーズすることなく、スムーズにインターネットが使える」とメリットを強調する。

 4つめが「ビデオコール」。相手の表情を見ながら、周囲の環境を動画で見せながらスムーズなビデオ通話ができる。

 加藤氏は「新しいVoLTEのサービスにより、通信キャリアならではの高品質なコミュニケーションを楽しんで欲しい」と述べる。またVoLTEを導入することでネットワークの品質が向上することについても触れる。加藤氏は「周波数効率が3倍になるため、ネットワークがよい効率良く使えるようになる。リソースを効率的に使って空いた分をデータ通信に使えるため、快適な通信がご利用いただけるようになるだろう。距離が離れていても、時間と空間の制約を超えて”Face to Face”でコミュニケーションができるよう、ドコモはLTEを絶え間なく進化させたい」と胸を張った。

 モバイル端末向けのアクセサリーサービス「docomo select」も発表。13カテゴリー、500以上のアイテムを取りそろえる。「ムーブバンド」の新型ヘルスケア端末や、エンターテインメント系の端末としては「TV BOX」を7月に導入予定。フルセグ/ワンセグ/NOTTVがワイヤレス視聴でき、本体を大画面テレビにつなぐこともできるほか、スマホの充電器としても活用ができる。加藤氏は「スマートフォンやタブレットと組み合わせて、スマートライフをより豊かに、便利なものにしていきながら多様なニーズに応えていきたい」と、アクセサリー製品の充実策の意図を説明した。

 機器連携の強化については、ニンテンドー3DSと簡単に接続・テザリングができるようになるアプリ「かんたんテザリング for ニンテンドー3DS」を任天堂と共同開発。外出先でも3DSの通信型ゲームが楽しめるようになる。

 dマーケットでは、月額400円で70誌以上の雑誌が読み放題で楽しめる「dマガジン」を6月からスタート。電子化初登場となる雑誌も取りそろえる。UIには「スポーツ」を選ぶとスポーツ系雑誌がまとめて検索できたり、お気に入り記事のクリッピング機能も設ける。さらに「dアニメストア」はH.265/HEVCを導入。コンテンツダウンロード時間の短縮化を実現する。そして「dビデオ」ではHD画質のコンテンツを5月15日から提供開始する。

 これらのサービスを提供するため、ネットワークの品質向上もさらに推し進める。現状の調査ステータスとして「エリア/通話品質/通信品質が総合満足度No.1」を強調。47都道府県でもデータ通信DL速度No.1を実現したと説明を続ける。加藤氏は2014年度も引き続きエリアサービスの充実化を押し進めていく方針を示した。

 LTE基地局は3Gエリアの基地局並に拡大していくことを目指しながら、今年は現状の約1.7倍となる95,300局設置を目標に掲げる。100Mbps以上のLTE対応基地局は10倍に拡大。下り最大150Mbps以上の高速クアッドバンドLTEエリアは都道府県エリアを中心としてさらに拡大していく。

 2014年後半からは下り最大225MbpsのLTE-Advancedサービスの実証実験を開始、2015年に向けて商用開始を目指す。また10Gpbs以上の高速通信を実現する次世代のLTE 5Gについても開発に着手していることも明言した。

 本日の発表内容を総括した加藤氏は「ライフステージに合わせた新しい料金プランと端末、ネットワーク網開発の現状をご紹介した。
最高のコミュニケーションを皆様へお届けできるよう、皆様のスマートライフを全力でサポートしたい」とスピーチを締めた。
《山本 敦》

関連ニュース

特集

page top