360度×360度、全天球ボール型カメラを日本公開 独パノノ | RBB TODAY

360度×360度、全天球ボール型カメラを日本公開 独パノノ

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全天球ボール型カメラ「Panono」、これは製品化に向けたデザイン検討のためのモデル。
  • 全天球ボール型カメラ「Panono」、これは製品化に向けたデザイン検討のためのモデル。
  • こちらはプロトタイプ機。世界に1台しかない。撮影機能も有している。
  • 製品化されるモデルはソフトボール、プロトタイプ機はバレーボールサイズといった感じ。
  • 撮影はカメラを放り投げるだけでよい。本体には加速度センサーが内蔵されており、最高点に達したところでシャッターを切る。投げているのはパノノ社のエンジニア、マリオさん。
  • 投げることを考えると、プロトタイプ機のサイズでも悪くないと思う。製品化されるものは本体がポリカーボネートとなるため、ある程度の耐衝撃性を持つ。
  • 撮影した画像はサーバー上で生成される。カメラは均等配置ではなく、バラけているが、これにもノウハウがあるという。
  • モデルはこの日の取材者たち。意外性のある撮影方法だけに、自然と笑顔になってしまう。
  • 撮影済みの画像はアプリを介して閲覧できるが、スマートフォンやタブレットの角度を変えるだけで画像も追従する。これがまた面白い。
 ドイツのパノノ(Panono GmbH)は、今秋以降に販売開始を予定している全天球ボール型カメラ『Panono』のサンプル機をメディア向けに公開した。上に向かって放り投げるだけで360度×360度の全方位イメージを高画質(1億0800万画素)でパノラマ撮影できるという。

 Panonoは直径約11cm、重量300gの球形ボディに36個のカメラを備えている。放り投げることで自動的に撮影を開始。放り投げた際の速度から、最高点に達する時間を自動的に計算。最高点に達し、最も静止状態に近いタイミングで36個のカメラを同時に作動させ、撮影者(放り投げた人)を中心とした全方位を記録することでパノラマ画像を撮影できる。パノラマ画像の生成は専用のアプリを介し、サーバー上で行う仕組みになっており、面倒な作業は必要ない。生成終了後の画像は1億0800万画素相当になる。内蔵メモリーは500GBを搭載予定で、約400枚の写真が撮れる。

 開発資金はインターネットを通じて資金提供を募る「クラウドファンディング」で行っていたが、目標額に達したことで発売が正式に決定した。

 今回、メディア向けに公開されたのは発売を予定しているモデルのサンプル機と、開発に使用しているプロトタイプ機の二つ。サンプル機の大きさはソフトボールサイズ、プロトタイプ機はバレーボールサイズといったところ。サンプル機はデザイン検討モデルで撮影することはできず、デモ撮影はプロトタイプ機を使って行われた。

 上に向かって放り投げるだけで撮影できるため、撮影者は何も考える必要がない。製品版ではアプリを介して任意のタイミングでシャッターを切ることもできるため、三脚や一脚などに固定した状態でパノラマ写真を撮ることもできる。用途はユーザーの数だけあると言ってもいい。

 このPanono、予定価格は599米ドルだが、専用サイトで先行予約すると549米ドルで購入できる。日本からの注文は名前とメールアドレスを入力し、これを受けた担当者からの連絡を待つ……、という方法になる。
《石田真一》

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