アプリックスのBeaconモジュールをPARCOが導入…O2Oサービス「tab」
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これまで頓智ドット社では、高額なBeacon発信機などを用いて「tab」サービスを提供・運用していたが、アプリックスのBeaconモジュールを採用することにより、1台わずか300円程度という価格で、安全かつ安定したサービス運営が可能になり、サービスを多角的に展開できるようになった。
PARCOでの導入・運用が開始されたアプリックスのBeaconモジュールは、発表・発売以来、プッシュ型のO2Oサービスの新しいソリューションとして注目を集めている。アプリックスのBeaconモジュールは、国際標準化機関認定登録局から発行された識別番号と、米国の国立標準技術研究所(NIST)が認定した暗号化方式などを組み合わせて、独自に開発した電子認証などの高度なセキュリティ機能により、成りすましや不正アクセスなどを防ぐことも可能だ。
頓智ドット社が運営する「tab」サービスでの採用が開始されたことで、アプリックスでは、PARCOと同じサービスを提供している330を超える店舗などへの導入を進めていく予定だ。さらに、アパレル・ファッション業界や百貨店、コンビニ、家電量販店などの小売業界における実店舗での導入だけでなく、実店舗とネットとの連携ビジネスへもビジネスを広げていく。
頓智ドットによると、アプリックスのBeaconモジュールの採用にあたっては、消費電力が少なく電池交換なしで長期運用に耐えられること、既存の商品での経験に裏打ちされていることによる信頼性、また、iPhoneのアプリから容易に設定変更できる運用性など、頓智ドットの「tab」サービスでの利用に必要な要素をすべて備えていることが決め手になったという。低価格も、多数のBeaconを設置することを考えると大きなメリットになるという。
頓智ドット社が運営する「tab」は、みんなの“行ってみたい”を集めた「おでかけスクラップ」アプリだ。行ってみたいお店やスポットを忘れないように、ウェブサイトなどから簡単にクリップしておくことができ、近くに来ると通知する。手軽にクリップ&共有できることが好評。「tab」に情報を登録しているブランドや店舗・企業は330以上。