ソニーは7日、13.3型のデジタルペーパー端末「DPT-S1」を発表した。世界最薄・最軽量と謳っており、12月3日より発売する。価格はオープンで、予想実売価格は98,000円前後。 本体サイズが幅233mm×高さ310mm×奥行6.8mm、重量が約358gと、9型以上のモバイルデジタルペーパー端末として世界最薄/最軽量を実現（同社調べ）。企業や大学など多量の印刷・コピー用紙が使用されている分野への浸透を目指しており、「デジタルペーパー授業支援ソリューション」といったソリューションも提供していくという。 ディスプレイはA4サイズ相当の13.3インチ、16階調グレースケール表示のフレキシブル電子ペーパー（1,200×1,600ピクセル）。光学タッチと電磁誘導方式ペン入力に対応のタッチパネルとなっており、前面にガラスがはめ込まれていないため視差ズレが少なく、紙に書く感覚に近い快適な書き味を実現している。内蔵ストレージは4GBで、PDFで2,800ファイルを持ち運べる。 サポートするファイル形式はPDFのみ。Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに対応、インタフェースはMicro USB端子とmicro SDカードスロットを備える。バッテリ駆動時間はWi-Fi機能オンの状態で最長2週間、オフの状態で最長3週間。
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