10日、NTTドコモの加藤薫社長は、2013-2014冬春モデルの発表会終了後、iPhone 5s/5cに関してコメントした。加藤社長は「この場を借りてお客様にお詫びを申し上げたいと思います」と述べ、iPhone 5s/5cの在庫が潤沢でない状況を示した。 「20日から(iPhone 5s/5cを)発売しましたが、3つのご迷惑をおかけしております。1つ目はドコモショップ全店で扱っている訳ではないということ。10月中には全ショップ展開をするべく頑張っています。2つ目は、お求めになりたいお客様に端末が十分に行き渡っているかというとそうではないこと。かなりの数の予約を承らなければならない状況です。3つめはキャリアメール。色々な制約のなかで頑張りましたが10月1日(の対応)になってしまって、そういう意味で買い控えのようなところがあって、お客様にお詫びをしなければならない」と述べた。 加えて、「じゃあ10月どうなんですか?ということでは、まだまだすぐにお手元に届く状況ではないので、全てを改善していくので、今少し時間をいただきたい」と、在庫不足であることを強調した。 また、店頭でのキャッシュバック競争が激しくなっている状況に関しては、「基本的には本来の競争ではないので、できるだけ是正していきたいが、やはり土日などに強弱があって我々も対抗していかなければならない部分があるが、無理なことはしたくない。長く使って頂いているお客様も考慮しながら、いろいろな施策を考えていきたい」との考えを示した。 取材陣から「iPhoneが効果が期待ほどでなかったのでは?」と聞かれると、「そういうことではない。MNPに関してはご心配をおかけしてますが、そこは大丈夫」と否定。「発売して間もないので、これから今までの経験を生かしてキャッチアップしていきたい」と、今後の巻き返しに向けて意気込みを語った。
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