BIGLOBE、仮想データセンターで社内システムを構築……約10分でインフラ構築
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BIGLOBEでは本基盤を活用し、「会員認証基盤管理システム」「性能監視システム」などの社内システムを構築。インフラ(サーバ・ネットワーク)構築期間は、約2週間から約10分へと大幅短縮されたという。ネットワークの仮想化にあたっては、OpenFlowとVXLANを組み合わせてSDN(Software-Defined Networking)化した他、サーバとネットワークを一括制御するためのクラウドコントローラー「momiji」を、オープンソースを活用して独自開発した。
「会員認証基盤管理システム」では、目的ごとにデータベースへのアクセス経路を細分化し、不正なアクセスや攻撃から重要なデータを守る管理システムを新規に構築。会員情報やアクセスログ、課金情報といった情報に対するアクセスをネットワークのレイヤで分割し、さらにファイアウォール機能でアクセスコントロールする複雑なネットワークを仮想ネットワークで実現した。
「性能監視システム」では、BIGLOBEデータセンター内のサーバやネットワーク機器のトラフィック量、CPU利用率、装置の故障などを監視し、データセンターの安定した運用を維持するためのシステムを増強。今後は、すべての「性能監視システム」を仮想化したBIGLOBEデータセンター上に移行していく予定となっている。
この他にも、ストレージやネットワークの性能監視システム、設定自動化システム、業務システムなどを構築・再構築したとのこと。

 
    
 
         
         
         
         
         
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
           
          