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ニーズが高まる「女性の資産運用」、その期待と不安

エンタメ 調査
将来に不安を抱える女性が多数
  • 将来に不安を抱える女性が多数
  • 具体的な不安の内容
  • 資産運用に対する関心
  • 資産運用に抱くイメージ
  • 「マンション経営大学」トップページ
  • 山本 節子氏
■ 変化するライフスタイルの中で、ニーズが高まる「女性の資産運用」

 調査結果を受け、トレンド総研ではファイナンシャル・プランナーの山本 節子氏に取材を依頼。女性という視点を踏まえつつ、資産運用の“イマ”について、話を聞いている。

 山本氏は資産運用のメリットについて、「現在の経済の変化は、1つのメリットとしてあげられるでしょう。アベノミクスでは、2%のインフレターゲットが掲げられています。一般に、インフレ時は株式投資や不動産投資の好機だと言われます。特に、不動産投資は、実物資産を保有することもあり、インフレには強い資産運用の方法です」という。そして、女性が資産運用するメリットについて、「確かに、社会進出や晩婚化、独身率の高まりといったライフスタイルの変化にともない、女性が自分で働いて自由に使えるお金は増えています。その一方で、こうしたお金をファッションや交際費で使ってしまっている人も少なくありません。また、出産・育児、親の介護といったライフイベントによる影響は、女性にとって非常に大きなものです。キャリアの中断を迫られる人も少なくないでしょう。こうしたキャリアの中断に直面した際も、知識や経験と元手があれば、資産運用でお金を増やすことが可能です。ライフスタイルの変化で得たお金を元手に、計画的に資産運用を行うことが求められていると言えるかもしれません」とコメント。

 資産運用において注意すべき点やポイントについては、「重要になるのは、まずは元手です。同じ2%の利回りでも、元手が100万円では2万円ですが、1,000万円の元手であれば20万円を得ることができます。はじめは、『資産を作るぞ』という目標が大事です。貯蓄体質かどうか、堅実な生活ができるか、そういった点が問われるのです。次に、実際に資産運用をする際ですが、資産運用にはリスクとリターンの関係があります。リスクをとらないとリターンは増えません。リターンに見合った分だけのリスクをとるには、知らなければならないことが沢山あります。勉強と経験が欠かせません。まずはしっかり調べて、その上で決断をする必要があるでしょう。講演を聴いたり、個人の立場に立った専門家に相談したりするのも1つの手です」と説明した。

■注目は不動産投資、インフレに強い実物資産のポイントを紹介

 女性へのアンケート調査では「関心が高まっている資産運用の方法」で上位にランクインし、山本氏の話の中でもインフレに強い方法として登場したのが「不動産投資」。不動産投資、特にマンション経営についてまとめたLife & Style社の運営する「マンション経営大学」によると、不動産投資には、やはりインフレに強いというメリットがあり、「ミドルリスク、ミドルリターン」の投資とも言われる。より変動性の大きい株式投資に比べるとリスクは小さいが、銀行預金と比較すれば、もちろんリスクがあるという資産運用の方法とのこと。そのポイントは実物資産を抱えることであり、自身でも住むということもでき、老後のゆとりのために運用を始める人も多いとしている。
《RBB TODAY》
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