【Interop 2013 Vol.45】完全密閉型コンテナ型データセンター……日本フルハーフ | RBB TODAY

【Interop 2013 Vol.45】完全密閉型コンテナ型データセンター……日本フルハーフ

エンタープライズ ハードウェア

31フィートサイズのコンテナ型データセンター
  • 31フィートサイズのコンテナ型データセンター
  • コールドアイル側。デモ用に熱源としてダミーのサーバーが入っている
  • 内部設備の電源はDC化されLEDで省力化
  • ホットアイル側。熱気は上に送られ、熱交換器で冷やされる
 日本フルハーフは、国内でのトレーラーやコンテナの製造、保冷車などの特殊用途車両の架装を手掛けるトップベンダーである。その日本フルハーフがInteropに出展したのは、7月に発売開始予定のコンテナ型データセンターを展示するためだ。

 同社は2年前に20フィートサイズのコンテナ型データセンターを発売している。IIJなどでの導入実績もあるが、今回は31フィートサイズでの発表となる。サイズが大きくなったが、この大きさならトレーラーでもトラックでも運ぶことができるそうだ。また、収容ラック数が10に増えている(20フィートでは8ラック)。コンテナ内にはコンプレッサー内蔵の空調(CRAC)2基、100kW級のラックPDU2本、光MDF(主配電盤)など、データセンターを構成する主なファシリティはすべて備わっている。

 データセンターとして稼働させるには、あとは外部からの電源、ネットワーク回線、そしてラックに収めるサーバーやストレージが必要なだけだ。

 このコンテナのもう一つの特徴は、完全密閉型であり耐環境性が向上し、内部機器の保護性能も上がったことだ。排熱は、コンテナ上部の熱交換器によって行う。大量の火山灰が降り注いでいるような環境でも、内部の機器(とくに冷却ファン)をダストから守ってくれるという。火山の噴火は極端な例だとしても、高温多湿、砂漠地帯(-20°C~40°C)など幅広い環境での稼働が見込める。
《中尾真二》

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