これまで親しんだ場所に別れを告げ、新たな環境へと飛び込む季節、春。入社式も終わり、大学生は入学式を控えるこの時期。シネマカフェのランキング企画「シネマカフェゴコロ ランキング5」では、「あなたがときめいた“出逢いの映画”」をテーマにアンケートを実施。スクリーンを前にみんなが胸をときめかせた“運命の出会い”を大発表！今回1位＆2位を独占したのは、共にジュリア・ロバーツが運命的な“出逢い”を果たし、世の女性たちの心を掴み続けるラブコメ史に燦然と輝く2本、『プリティ・ウーマン』と『ノッティングヒルの恋人』。「これを観て、ジュリア・ロバーツのファンになった」（40代・女性）という声が圧倒的に多く、共にジュリアの魅力全開の作品だ。しかし、その役どころはコールガールとハリウッドスターと全く正反対。さらに、ハリウッドきっての紳士のリチャード・ギアと、ダメ男役をやらせたら世界一のヒュー・グラントと、それぞれにタイプの異なるナイスミドルがロマンスの相手を務めている。読者から寄せられた声にも「映画じゃないと絶対にあり得ないストーリーだと思っているけど、少し自分の人生にも期待してしまう…王子様までとはいかないけど、運命の人はどこかにいるんじゃないのかなって。常にキュンキュンできた映画でした」（20代・女性）との声が象徴するように、まさに女子たちの憧れが詰まった“出逢いの映画”と言えるだろう。そんな上位2本に迫る勢いで、惜しくも3位にランクインしたのはジュリアに次ぐ“ラブコメの女王”メグ・ライアンとトム・ハンクスをキャストに迎えて贈る『ユー・ガット・メール』。「だんだんと惹かれていくところが、女心を表していると思います」（20代・女性）や「相手が見えないときの、自分勝手な想像が女心をよく表していた」（20代・女性）といった声に表れている通り、偶然インターネットを介して出逢い、メール上で見えない相手に恋心を芽生えさせていく“溜め”の部分に、身悶えした女子たちから多くの支持を集めていた。そして4位には『タイタニック』、5位には『ロミオ＋ジュリエット』がランクイン。この2本、奇しくも“永遠のプリンス”として女子たちに絶大な人気を誇るレオナルド・ディカプリオの主演作品なのだ。『タイタニック』には「上流階級の令嬢・ローズと貧しい青年・ジャックの出逢いと恋、そして別れにときめきました！」（20代・女性）との声、一方の『ロミオ＋ジュリエット』でも「2人のすれ違いで起こる悲劇に胸が苦しくなりました」（20代・女性）、と共に悲しい死をもって迎える悲恋のラストシーンに涙した女子たちが多かったようだ。こうして見てみると、上位にランクインした作品はどれも90年代の作品ばかり。CGや3D映像が隆盛を迎える少し前のこの時代こそ、胸ときめく名作がまだまだ隠れていそう。さらに上位ランクインの作品以外にも、「ドキドキ感が半端ない」（30代・女性）というイーサン・ホーク主演の『ビフォア・サンセット』のラブストーリーものをあげる人が多くの割合を占めたが、宇宙人と少年の出逢いを描いた『E.T.』をあげる人を始め、『フォレスト・ガンプ 一期一会』と男女の仲だけでなく、出逢いと別れが重なり合う人生の妙に心打たれた人など、みんながときめいた“出逢い”の形は様々だ。あなたはこの春、どんな人、そしてどんな映画と出逢うのだろうか――。「ときめいた“出逢いの映画”」TOP51位：『プリティ・ウーマン』2位：『ノッティングヒルの恋人』3位：『ユー・ガット・メール』4位：『タイタニック』5位：『ロミオ＋ジュリエット』次回の「シネマカフェゴコロ ランキング5」は、5月の“端午の節句”にちなんで子どもたちが大活躍を見せる「子役映画」をテーマにみんなの声を大募集。こちらもぜひ、ご応募ください。「シネマカフェゴコロ ランキング5」http://www.cinemacafe.net/special/4770/recent/
