22日より映画「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」が公開される。監督を務めるのは、ダイアナの孫と結婚したリサ・モルディーノ・ヴリーランド(Lisa Immordino Vreeland)。ダイアナが「地獄の庭」と呼んでいた真紅に装飾されたリビングルームでのインタビューをもとに、ヴリーランド家の私的な資料やアーカイブ映像、セレブリティーや関係者への取材を交えダイアナを重層的に描いたドキュメンタリー作品を完成させた。パリに生まれたダイアナ・ヴリーランド(Diana Vreeland、1903-1989)は、傑出した審美眼と創造性をもとに「ハーパースバザー」のカリスマエディターとして25年間活躍。1962年にはライバル誌「ヴォーグ」に移籍し編集長に就任。ツィギーやリチャード・アヴェドン、マノロ・ブラニクなど数多くの才能を世に送り出し、ミニスカートやビキニを世界的に流行させたのは彼女だ。70歳でメトロポリタン美術館衣装研究所顧問に就任してからも、初めての存命中のデザイナー展としてイヴ・サンローラン展を開催するなど世界に衝撃を与え続けた。【作品情報】ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ(原題:Diana Vreeland; The Eye Has To Travel)製作:2011年アメリカ監督:リサ・インモルディーノ・ヴリーランド上映時間:86分配給:シネマライズ×ギャガ2012年12月22日よりシネマライズ、TOHOシネマズ六本木他全国順次ロードショー