【東コレ2013SS】雑多な要素をDUBセンスな東京”フレイバー”MIXで仕上げた「ファセッタズム」 | RBB TODAY
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【東コレ2013SS】雑多な要素をDUBセンスな東京”フレイバー”MIXで仕上げた「ファセッタズム」

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ファセッタズム2013SS
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2013年春夏シーズンのメルセデスベンツファッションウィーク東京は、安室奈美恵のテープカットによるレセプション終了後、ファセッタズムのショーで幕を開けた。

矢のように落とされた光柱の中にレディースモデルが佇む中、メンズからランウエイは始まった。オープニングはダークトーンの光沢素材、ロング丈のトップスとショーツや腰布とのバランス感、得意のボーダーやプリントアイテムとのレイヤードなど雑多な要素をミックスしたルックが登場。

レディースもメンズと同様のテイストにシースルー、レースなどフェミニンさをプラスした他、スタイリングポイントを高めに置いたルックが目立った。例えばバストラインでは、フリルで切り替えたり、ブラトップをスタイリング。ウエストラインではベルトでマークしたり、ハイウエストのスカートやパンツが見られた。また、フロントをカットオフしたトレンチやバッスルのようにバックにボリュームを持たせたラッフルスカートなどバックスタイルにもポイントを置いたアイテムが登場した。

テーマは「FLAVOR(フレイバー)」。「色やテキスタイル、クラシックとモダンをクロスオーバーさせ、ブランドらしいフレイバーでまとめ上げ、新しい感覚を生み出せたら」とデザイナーの落合宏理。

ショーのオープニング音楽は、ジョン・ライドンがセックスピストルズを解散後結成したバンドPiLで、80年代に入って最初にレコーディングし、80sDUBの先駆けとなった「フラワーズ・オブ・ロマンス」。アンダーカバーのショップなどでも見かけるポストPUNKのアイコン的アルバムでもあり、今回のコレクションとベストマッチ。東京のストリート感を受け継ぐブランドでファッションウィークは幕を開けた。
《編集部》
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