制御システムのセキュリティ市場に参入、第1弾 トレンドマイクロ | RBB TODAY
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制御システムのセキュリティ市場に参入、第1弾 トレンドマイクロ

エンタープライズ セキュリティ
「2015年に制御システムのセキュリティ分野で15億円の販売を目指す」 トレンドマイクロ株式会社 取締役副社長 大三川 彰彦 氏
  • 「2015年に制御システムのセキュリティ分野で15億円の販売を目指す」 トレンドマイクロ株式会社 取締役副社長 大三川 彰彦 氏
  • 「制御系では可用性が最優先される」 トレンドマイクロ株式会社 執行役員 事業開発本部 本部長 斧江 章一 氏
  • 制御システム向けセキュリティ事業と他事業を含むロードマップ
  • 制御システムと既存の情報システムの違い
  • 制御システム特有の要件
  • パターンマッチング型のセキュリティ対策の限界点
  • 一般的な制御システムの構成、制御系ネットワークにはUSBメモリや持込PCなどの人を介して脅威が侵入する
  • Trend Micro Safe Lock 主要機能
トレンドマイクロ株式会社は11月19日、製造業の工場における生産管理システムや電力・ガス・水道の供給監視システムなどの制御システムを対象にしたセキュリティ製品群の提供を開始すると発表した。第1弾として、制御システム向けホワイトリスト型セキュリティ対策ソフト「Trend Micro Safe Lock(TMSL)」を2013年1月7日より受注開始する。今回、提供を開始する製品群は、同社が新たに企業向けのビジネスとして展開するもの。2015年に制御システムのセキュリティ分野で15億円の販売を目指す。

TMSLは、制御システムの稼働を監視するHMI(Human Machine Interface)、スイッチ・ポンプ・バルブなどの装置をコントロールする機器のプログラムを更新するEWS(Engineering Work Station)、生産計画・工程管理といった生産管理を行う端末など、制御システム内にある特定用途の端末を対象にしたホワイトリスト型セキュリティ対策ソフト。許可リストに予め登録したアプリケーションのみ実行を許可することで、不正プログラムの実行を防止する。インターネットを介した定期的なパターンファイルの更新が不要なため、オフライン環境の端末を保護することが可能。また、USBメモリなどの外部記憶媒体から不正プログラムが自動実行されることや、脆弱性を利用したネットワーク経由の攻撃パケットを遮断する。参考価格はクライアントOS向けの新規ライセンスが11,100円、サーバOS向けの新規ライセンスが72,800円などとなっている。

制御システムのセキュリティ市場に参入、第1弾はセキュリティ対策ソフト(トレンドマイクロ)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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