日本デザイン振興会は、2012年度グッドデザイン賞の受賞発表展「グッドデザインエキシビション2012」を、23日から25日まで、東京ビッグサイト東4ホールで開催する。会場では2012年度のグッドデザイン賞を受賞したデザイン1108点をすべて紹介する。 展示に加えて、グッドデザイン大賞決定の来場者投票、デザインをテーマにしたステージイベントやワークショップも実施されるなど、デザインの魅力・意義・楽しさを体感できるイベントとする。 エキシビションでは、グッドデザイン賞史上初、最新の受賞対象すべてを紹介する。2012年度のグッドデザイン賞を受賞した商品・建築・アプリケーション・各種のコンテンツ・デザインを用いたプロジェクトやサービスなど、多彩な分野にわたる1108点のデザインすべてを紹介する。会場に出展できない一部の対象については、解説パネルや動画などで紹介される。 今年度のグッドデザイン賞を受賞した全1108点の中で「明日を切り拓く力をもったデザイン・未来を示唆するデザイン」として高く評価された100点が「グッドデザイン・ベスト100」だ。これら100点の評価ポイントを大判のビジュアルやテキストを駆使して紹介する特別展示コーナーを設ける。 そして、15点のグッドデザイン大賞候補の中から、今年度のグッドデザイン大賞1点を選ぶ来場者投票を会場で実施する。グッドデザイン大賞は26日に発表予定。 ロングライフデザイン、東北・茨城デザイン、タイデザインなどの展示コーナー、「デザインコミュニケーション」デザインを重視する国内企業7社と3校による特別出展も企画されている。長年にわたって人々に支持されてきた商品のデザイン、震災からの復興を志すデザイン、タイの文化と風土に根ざしたデザインなど、それぞれ特色のあるテーマに則した展示だ。グッドデザインエキシビション 2012GOOD DESIGN EXHIBITION 2012●会期11月23日(金/祝)〜25日(日)10時00分〜19時00分11月25日は16時00分まで●会場:東京ビッグサイト東4ホール●入場料1000円(3日間共通)中学生以下入場無料●来場者見込数:約4万5000人●出展社数:約700社以上●主催:公益財団法人日本デザイン振興会