NECパーソナルコンピュータは19日、WindowsRTを搭載するキーボード付きのハイブリッドPC「LaVieY LY750/JW」、Windows8搭載PCなど秋冬モデルを発表した。 秋冬モデルには、「LaVieY LY750/JW」のほか、Windows8搭載の「LaVieM」、「LaVieZ」、「VALUESTARN」、「VALUESTARW」など。販売開始は「LaVieYLY750/JW」が11月22日のほかは、10月26日以降順次。■国内大手メーカーで初のWindowsRT搭載、液晶が360度回転する「LaVieYLY750/JW」 「LaVieYLY750/JW」は、国内大手メーカーで初のWindowsRTを搭載したハイブリッドPC。実売予想価格は90,000円前後。 タッチ対応の11.6型IPS液晶は、ヒンジ部分が360度回転可能で、ノートPC、タブレットのほかテントのように立てた状態、キーボード部をスタンド型にして使用が可能。主な仕様はCPUがNVIDIAのTegra3(1.30GHz)、メモリ2GB、ストレージは64GBSSD。インターフェイスはUSB2.0×2、HDMI出力、SDカードスロット、ワイヤレスはIEEE802.11b/g/n、Bluetooth4.0+LE、92万画素Webカメラも装備する。本体サイズは幅298mm×高さ204mm×奥行15.6mm、重量は約1.24kg。■Windows8搭載の「LaVie」/「VALUESTAR」シリーズ 以下はWindows8搭載の「LaVie」シリーズ、「VALUESTAR」シリーズとなる。 13.3型IPS液晶を採用した「LaVieM」は、Corei7-3517U搭載の「LM750/JS」とCorei5-3317U搭載の「LM550/JS」がラインナップ。販売開始は11月1日で、予想実売価格は「LM750/JS」が150,000円前後、「LM550/JS」が125,000円前後。CPUが強化されたほか、筐体の約5mmの薄型化。液晶画面がフルフラットパネルに、キーボードパネルが本体カラーと同色になった。 13.3型の軽量Ultrabook「LavieZ」は、夏モデルからOSがWindows8に変更になったほかはスペック等は変更ない。実売予想価格は「LZ750/JS」が165,000円前後、「LZ550/JS」が135,000円前後。ともに10月26日から販売開始される。 23型液晶一体型の「VALUESTARW」シリーズは、CPUを強化し、Thunderboltポートを追加。上位モデルの「VW970/JS」は予想実売価格240,000円前後、下位モデル「VW770/JS」は220,000円前後。ともに10月26日販売開始。 液晶一体型「VALUESTARN」は、21.5型に今回から統一。ディスプレイはフルフラットパネルになり、光学ドライブがスロットインタイプになるなどの変更があった。予想実売価格はCorei7-3630QMの「VN770/JS」が200,000円前後、Corei5-3210Mの「VN570/JS」が170,000円前後、CeleronB830の「VN370/JS」が130,000円前後。ともに10月26日販売開始。