国際地学五輪の日本初開催、最大で40か国・地域から生徒160名の参加を想定 | RBB TODAY
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国際地学五輪の日本初開催、最大で40か国・地域から生徒160名の参加を想定

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国際地学オリンピック大会の開催経緯
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 地学オリンピック日本委員会は10月13日、2016年に開かれる「第10回国際地学オリンピック大会」の三重県内開催が国際地学オリンピック運営委員会で正式承認されたと発表した。国際地学オリンピックが日本で開催されるのは初めてという。

 2012年の第6回大会は、日本で開催される予定だったが、東日本大震災や原子力発電所事故の影響を考慮し、開催を返上したという経緯がある。しかしながら、地学オリンピック日本委員会では、防災や環境問題の基盤教育となる地球科学を推進するためにも、早急に国際大会を日本で開催する必要性を感じ、2016年の第10回国際地学オリンピック大会を誘致することとした。

 三重県内開催については、中部国際空港からのアクセスに優れ、リアス式海岸があるなど地質学的にも特徴があるためとしている。また、伊勢神宮や世界遺産の熊野古道、真珠、忍者など、世界各国の若人や地学オリンピック関係者にとって魅力的と考えられる観光資源も豊富だ。

 大会の規模は、最大で40か国・地域、総勢300名(うち生徒160名)を想定。国際地学オリンピック大会は、単に知識を競い合うだけではなく、国際混合チームによる野外共同作業(国際協力野外調査)を行なうなど、地元高校生との交流会を通して世界各国の若人との友情を育む機会でもあるという。
《工藤 めぐみ》
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