NTTぷららの板東浩二社長は、「ひかりTVミュージック」「ひかりTVブック」などをアナウンスした同社の下期事業戦略説明会の後、報道関係者の囲み取材に応じた。以下は、板東氏と報道陣のやりとりの一部である。――年度末255万会員獲得に向けて一番トリガーになりそうなものは何か?期待しているのは「ひかりTVミュージック」だ。料金設定にもよるが、かなり需要は高いのではないかと考えている。――ブックサービスも激戦で、なかなかうまくいっているところはないと思うが…先行しているところもそんなに数が伸びているわけではない。我々は後発ということにもなるので、利用者が簡単に増えてくるとは考えてはいない。しかし、我々はテレビにリーチするユーザーを200万人以上かかえている。テレビを活用した電子書籍の利用の仕方を提案していきたい。絵本の場合は、お母さんと子供が音読したものが聞けるというものだが、実際に導入の話もきているのでマーケティングをしながら進めていきたい。――朗読になるのか?それとも音声合成になるのか?朗読になる――ブックの方は、月額固定のような料金設定は考えていないか?提供していただく側との交渉もあって、かなり難しいのではないかと考えている。書店で買うのと同じような価格になるのではないか思う。――1冊ずつということかそうだ。絵本の場合は、月額固定で毎月払ってもらえば、毎月新しい絵本が登場するというサービス(定期購読的なもの)も考えられる。――マルチデバイス対応という話もあったが、テレビが中心にあるとすると、それを観る家族が持っている端末もバラバラだ。1IDで可能という話もでたが、デバイスはどれでもいいのか?1IDでマルチデバイスで利用できるようにしたい。ただ1IDでアカウントを2つにするのか3つにするのかなど、他のサービスとの兼ね合いも考えながらやっているところだ。こちらは決定にはそんなに時間がかからないだろう。――ショッピングサービス展開のその後は?事業インパクトはどれくらいか?ビジネスに与えるインパクトはそんなに大きなものにはなっていない。具体的にいうと、昨年が数億円くらい。スモールスタートで赤をださないようにやていこうとしている。今年度はできれば20億、30億などを目指していたが、10~15億円の規模と考えている。ただ、それでは大きなビジネスにならないので、やり方を考えなければいけないところだ。
【インタビュー】SKE48・鎌田菜月、水着やランジェリーに挑戦した初写真集は「発見や自信をもらえることが…」 2025年4月20日 SKE48・鎌田菜月の1st写真集『やさしい日差し』(KADOKAWA)が…