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Androidを狙うマルウェア、増加傾向が加速

エンタープライズ セキュリティ
株式会社シマンテックは6月18日、「シマンテック インテリジェンス レポート 2012年5月度(日本語版)」を発表した。今月の分析では、Androidを狙うマルウェアが2011年に急増しているが、この傾向は2012年に入ってペースがさらに加速している。2011年を見ると、5月末までに出現した新しいAndroidマルウェアは11件であったが、2012年の同月末までの出現数は30を超え、前年比でほぼ3倍に達している。

レポートでは「Opfake」と呼ばれるマルウェアグループを特に注目している。このマルウェアは、SymbianからWindows Mobile、Androidまで幅広いOSを標的とし、さらには巧妙なフィッシング詐欺を通じてiOSデバイスまで狙うようになっている。また、AppleのMacコンピュータを狙った脅威が今年の4月に大流行した。「Flashback」というトロイの木馬はおよそ600,000万台のMacに感染することに成功し、攻撃者たちの目がWindows以外のプラットフォームにも向いていることは明らかとしている。レポートではこのほか、最近発見された「W32.Flamer」、ロンドンオリンピックに向けた盛り上がりや無料のオンラインストレージ、偽のApple製品ディスカウントなどを狙った最近のフィッシング詐欺についても焦点を当てている。

攻撃者の標的はWindows以外のプラットフォームに拡大--5月度レポート(シマンテック)

《吉澤亨史@ScanNetSecurity》
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