【中小企業のIT活用術 Vol.2】コストダウンの切り札! LED照明はITリソースの一部に(前編) | RBB TODAY

【中小企業のIT活用術 Vol.2】コストダウンの切り札! LED照明はITリソースの一部に(前編)

エンタープライズ 企業

大塚商会 プロダクトプロモーション部 LEDプロモーション課 課長 平城正美氏
  • 大塚商会 プロダクトプロモーション部 LEDプロモーション課 課長 平城正美氏
  • 大塚商会 プロダクトプロモーション部 LEDプロモーション課 主任 川畠泰氏氏
  • 形状や光の色など、電球タイプだけでも多様な種類がある
  • 取材中、実際のLED照明を見せていただいたが、発熱量の少なさや、十分な明るさに驚いた
 GfKジャパンの発表によれば、国内シーリングライト市場において、今年の3月以降の販売数でLEDライトが蛍光灯を越えたという。昨年の震災以降、節電意識が高まっているが、電球タイプだけでなくシーリングライトもLED化が進んできている。今年は、関西電力管内で15%以上の節電要請が取りざたされるなど、企業においても節電は切実な問題のひとつとなっている。

■照明のLED化で、大幅な節電が可能に

 蛍光灯をLEDに交換するだけで15%の使用制限をクリアできる可能性がある。と、オフィスや倉庫・工場、店舗等のLED化による省エネソリューションを説くのは、大塚商会 プロダクトプロモーション部 LEDプロモーション課 課長 平城正美氏と同主任の川畠泰氏である。

 「大塚商会本社ビルの例ですが、1Fから3Fまでの照明をすべてLED化したところ、照明代を月間で37.6%削減できました。一般的なオフィスでの電気代に照明代が占める割合は40%と言われていますので、蛍光灯をLEDに入れ替えるだけで、単純計算で18%の電気代の節約になりますから、15%という電力使用制限目標は照明のLED化だけでクリアできることになります。(平城氏)」

 また、工場や倉庫のような場所では水銀灯などを利用していることが多く、LED化によって照明にかかる消費電力を80%前後も下げることができるという。一般的な水銀灯の消費電力は400W前後だが、同等性能のLEDなら80Wである。工場や倉庫では工作機械などを動かすので、トータルの消費電力については15%以上削減できないこともあるかもしれないが、それでもこのインパクトは小さくないだろう。

■LED化ニーズの高まり

 市場からのLED化のニーズの高まりは、やはり震災前後で大きく変わったというが、大塚商会では既に4年前から照明のLED化というソリューションを提供している。当時は、節電というより単にコストダウンのために導入するパターンが多く、水銀灯やハロゲンランプとの代替需要が多かったそうだ。蛍光灯タイプのLED照明も存在していたが、値段が高く、明るさが蛍光灯に及ばない、といったことからオフィスでの普及はそれほどでもなかった。

 しかし、「ここ2年ほどで蛍光灯タイプのLEDの性能も上がり、値段も安くなってきました。また、大塚商会では電気工事を個別見積もりではなく一律料金とするパックを用意したり、導入にはリース契約を適用できるようにしたりするなどして、蛍光灯からLED化への提案を広げています。(川畠氏)」という状況で、実際に市場からのニーズも高まってきているという。
《中尾真二》

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