【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月26日午後3時30分現在) | RBB TODAY
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【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月26日午後3時30分現在)

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免震重要棟裏より2・3号機原子炉建屋を臨む(1月9日撮影)
  • 免震重要棟裏より2・3号機原子炉建屋を臨む(1月9日撮影)
  • 免震重要棟裏より1号機原子炉建屋を臨む(1月9日撮影)
 東京電力が5月26日午後3時30分現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。

※5月24日午後1時30分頃、3号機建屋内のタンク類の状況確認を目的とした調査を行っていたところ、3号機廃棄物地下貯蔵設備建屋内の廃スラッジ貯蔵タンク周辺に水が溜まっていることを確認。溜まり水の量は全体で約610立方メートルと推定しているが、溜まり水は建屋内に留まっており、建屋外に水が流出する可能性はない。なお、雰囲気線量率はタンク上部にて0.02ミリシーベルト/hであり、バックグラウンドと同等であるため、溜まり水は壁の貫通部から地下水ないしは雨水が流れ込んでいるものと推定している。今後、あらためて現地確認を行い、止水処理を実施する予定。

※5月23日午前10時15分、タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を開始。5月26日午前9時28分、移送を停止。

※発電所西門に設置してある可搬型モニタリングポストについて、5月26日午前10時30分頃、データが免震重要棟監視盤にて読み取れない事象が発生していることを確認。なお、午前10時30分以降のデータについては無線式のモニタリングポストシステムにおいて代替監視を継続しているため、データの監視に問題はない。原因については調査中。

※5月26日午前11時頃より、4号機使用済燃料プールスキマサージタンクの水位が上昇傾向にあることが確認されたため、4号機使用済燃料プールで運転中の塩分除去装置(モバイルRO装置)の状態を確認。その結果、入口側流量計の不調が確認されたため、同日午後3時21分に同装置を停止。流量計については修理を実施する事とし、スキマサージタンク水位の上昇については現在調査中。
《RBB TODAY》
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