【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月8日午後3時現在) | RBB TODAY
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【地震】福島第一原子力発電所の状況(5月8日午後3時現在)

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処理水タンク(撮影日:2011年6月1日)
  • 処理水タンク(撮影日:2011年6月1日)
  • 淡水化装置(本体。撮影日:2011年5月31日)
 東京電力が5月8日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。7日夕刻に、協力企業作業員1名に放射性物質の付着を確認している。

※5月7日午後3時15分頃、共用サプレッションプール水サージタンク建屋東側周辺にて淡水化装置移送ホースのポリエチレン管敷設工事を行っていた協力企業作業員1名が、免震重要棟において身体の汚染検査をしたところ、口まわりに放射性物質の付着を確認。鼻腔内には汚染がないことも確認。

顔面の除染を行った後、再度身体の汚染検査を行い、問題がないことを確認した。

また、放射性物質の内部取り込みの可能性があることから、ホールボディカウンタによる測定を行った結果、放射線管理手帳への記録レベル以下であり、放射性物質の内部への取り込みはないと評価した。

※5月7日午前10時、6号機タービン建屋地下の溜まり水について、仮設タンクへ移送を開始。同日午後4時、移送を停止。

※5月8日午前9時56分、3号機タービン建屋地下から集中廃棄物処理施設(プロセス主建屋)へ溜まり水の移送を開始。

※5月8日、2号機原子炉格納容器ガス管理システムのチャコールフィルタ・粒子状フィルタのサンプリングを実施。

※5月8日、2号機原子炉建屋開口部(ブローアウトパネル)のダストサンプリングを実施。

 なお東京電力は、8日開催の取締役会において、取締役の人事を内定した。取締役会長には下河邉和彦(しもこうべ かずひこ。現:弁護士)、取締役社長には廣瀬直己(ひろせなおみ。現:常務取締役福島原子力被災者支援対策本部副本部長)が就任する。6月開催予定の株主総会および株主総会終了後の取締役会を経て、正式に決定される。
《RBB TODAY》
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