“エスノグラフィ”とは? プロジェクトフローで見るユーザー理解の第一歩 | RBB TODAY

“エスノグラフィ”とは? プロジェクトフローで見るユーザー理解の第一歩

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“エスノグラフィ”とは? プロジェクトフローで見るユーザー理解の第一歩
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 イードは4月19日、KP名古屋駅前カンファレンスセンターにて無料セミナー『新興国におけるユーザー理解 ~インドネシアの女子大学生を例に~』を実施する。昨年11月に東京で実施した同セミナーが好評だったことから、名古屋での開催も決定した。

 本セミナーでは、インタビューやアンケートに留まらない、対象者のニーズをより深く把握するための手法を紹介する。その手法とは“エスノグラフィ”と呼ばれる行動観察法。もとは文化人類学や社会学、民俗学といったアカデミックな研究により編み出された定性調査の方法だ。

 マーケティングの分野では、商品を利用しているユーザーの自宅に訪問したり、買い物に同行するなど、実際の生活場面に密着し、観察者の気づきや洞察を通じて、本人たちも気づいていない潜在ニーズを発掘することが狙いとなる。

 イードにおける調査依頼実績において、このエスノグラフイに関するプロジェクトは年々増えつつある。ここではエスノグラフィ調査のフローについて、簡単に紹介しよう。

 流れとしては、1)プランニング、2)フィールドワーク、3)考察の3ステージに分かれる。

 まずはプランニングでは、「フィールドワーク」で誰に、どんな仕掛けで、何を聞くか・何を収集するか?を計画する。また最終段階で考察を行うためのワークショップの参加者アサインもこの段階でおこなう。潜在ニーズを引き出すために、さまざまな立場で商品に携わる人を揃えられるかで、調査を実りあるものにできるかを左右する。

 次に実地調査、すなわちフィールドワークに取りかかる。ここで集めるべき情報は次の2つだ。1つめは、1on1インタビューなどを通じて得られる本人の口から出る事実の収集。2つめは所有物を見せてもらったり、製品にまつわる行動をしてもらうことで、観察のネタになる事実の収集をすること。お出かけして製品を使ってもらう、何かイベントを行って参加してもらうなど、欲しい情報に合わせて柔軟に場面設定をすることで、よりよい観察ができる事実を集める。

 最後に事実を元に考察をおこなう。手法としては、ワークショップという形をとり、KJ法(カード操作による発想法の一種)などを使用して事実から観察・考察を行う。異なるバックグラウンドを持つ人が参加することで多角的な考察が可能になる。

 大まかに言ってこのような流れになるが、本セミナーでは新興国における実際の調査事例を元に調査担当者がプレゼンテーションをおこなう。商品企画者やマーケッターだけでなく、海外向けの製品を開発するプロダクトエンジニアにも有益な情報を提供できるものと考えられる。

 申し込みは同社ウェブサイトまで。

●プログラム
-14:00~14:15 開会ご挨拶(会社概要)
-14:15~14:40 調査手法のご紹介(行動観察について)
-14:40~16:00 調査事例発表
        -第一部
        『アジア新興国市場におけるビジネス開発について』
        -第二部
        『インドネシアの女子大学生における
オシャレ・身だしなみに対する価値観調査』
-16:00~16:10 新興国でのユーザー理解のための調査支援
-16:10~16:15 閉会ご挨拶
-16:20~17:00 情報交換会(懇親会) ※自由参加

●開催情報
日時:4月19日14:00~17:00 (受付13:30~/懇親会16:20~)
場所:TKP名古屋駅前カンファレンスセンター6F カンファレンスルーム6A
参加費:無料
定員:70名(定員になりしだい締め切り)
《RBB TODAY》

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