電子情報技術産業協会（JEITA）は23日、1月の「民生電子機器国内出荷実績」を調査・発表した。映像/音声/カーAVC機器の全体で出荷金額/前年比は1,251億円/66.1％となり、昨年から引き続き6ヵ月連続で前年比マイナスに終わった。 出荷金額/前年比を製品分野別にみると、映像機器は641億円/48％で6ヵ月連続マイナス、音声機器は97億円/68.4％で13ヵ月連続マイナス、カーAVC機器では513億円/123.1％で2ヵ月連続プラス。カーAVC機器は昨年12月との比較でもプラスになっている。 薄型テレビ市場は2011年7月の地デジ化（東北地方の一部地域を除く）以降から前年比を割り込み始め、出荷金額/前年比は8月に1,262千台/73.8％を記録すると9月は1,138千台/52.1％、11月には1,009千台/25.5％と2割台にまで落ち込んだ。2012年1月は539千台/37.5％と依然としてマイナス成長となり、地デジ化から半年にわたり前年比で落ち込み続ける結果となった。 なお、1月の出荷実績はサイズ別では、29型以下が181千台/34.6％、30～36型が225千台/39％、37型以上が133千台/39.2％。3Dは69千台。サイズ別構成比は、29型以下が33.6％、30～36型が41.7％、37型以上が24.7％であった。 Blu-rayディスク（BD）レコーダー/プレーヤーは249千台/92.3％。その内訳として、レコーダーは214千台/86.2％、プレーヤーは35千台/160.9％、3D対応モデルは191千台でBDレコーダー/プレーヤー全体に占める割合は76.6％となった。DVDビデオは89千台/59.6％。
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