TOKYO FM「本当の“豊かさ”とは何かを考える」年末年始特番、松任谷正隆が「今年の標語にしたい」と選んだメッセージとは | RBB TODAY
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TOKYO FM「本当の“豊かさ”とは何かを考える」年末年始特番、松任谷正隆が「今年の標語にしたい」と選んだメッセージとは

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総合司会の松任谷正隆氏(左)とアシスタント中井美穂氏
  • 総合司会の松任谷正隆氏(左)とアシスタント中井美穂氏
  • 生演奏を披露する松任谷正隆氏
  • 放送中のもよう
 TOKYO FMは、2011年大晦日深夜から翌2011年の元旦にかけ、特別番組『三菱UFJニコスpresents ゆく年くる年DEAR PARTNER ~次の豊かさへ~』を放送した。

 本番組はTOKYO FMを含むJFN(全国FM協議会)全国38局のFM局で、2011年の12月31日23時00分から2012年1月1日0時59分にかけ放送され、総合司会に松任谷正隆氏、アシスタントに中井美穂氏を迎え、2011年を振り返るとともに新たな年へ向けて、“ホントウの豊かさ”“次の豊かさ”とは何かをテーマに進行した。

 TOKYO FMをはじめとするJFNでは、ステーション・キャンペーン「ヒューマンコンシャス~生命を愛し、つながる心~」の理念のもと、東日本大震災直後から様々な番組や企画を実施してきた。本番組は、その1年の締めくくり、そして明日への希望を繋ぐ2012年の幕開けとして、ラジオが持つ“共感性”を発信するスペシャルプログラムとして放送された。

 番組冒頭では、松任谷氏が震災後から練習を再開したというベートーヴェンのピアノソナタを演奏。久しぶりに公の前でピアノを演奏した松任谷氏は「無謀な始まり方するから……脂汗ですよ」と照れながらコメントしたものの、リスナーからは大きな反響を呼んだ。

 このほか恒例のニューイヤーカウントダウンや、東京オペラシティコンサートホールで開催された「横山幸雄ベートーヴェン ジルヴェスター・コンサート」の中継などで、年越しムードを盛り上げた。

 また、東日本大震災の被災地である気仙沼の「NPO 森は海の恋人」代表理事の畠山重篤氏との電話中継で、2012年に向けて新たな一歩を踏み出した被災地の様子を伝えた。

 さらに「番組では全国のリスナーからJFN各局に寄せられた“ホントウの豊かさ” “次の豊かさ”に関するメッセージやエピソードを募集する企画を実施。身近な人と共有した時間、大切な人との思い出、心に残る瞬間など、心が豊かに満たされたメッセージやエピソードなど、本企画には総計11,337通が寄せられた。

 その中から選定され、発表された松任谷正隆賞(グランプリ)のは、ラジオネーム saoさん(33歳/女性/東京都)のメッセージ。「ホントウの豊かさ:豊かさとは『諦める気持ち』と『諦めない気持ち』の間にあるものだと思います。その両方をうまく使いつつ、自分の人生を楽しめたら、自然と豊かさや心のゆとりが生まれる気がします」。

 このメッセージについて松任谷氏は「これいいんですよ!今年の標語にしようかな。」と大絶賛。

 約2時間の番組を終えた松任谷氏は、「“豊かさ”は難しいです。平坦な気持ちでは感じられないもの。ネガティブなときがあるから、ポジティブなことを幸せに感じられる。(放送に寄せられたエピソードは)いいメッセージがいっぱいあって、影響されます。やはり声を出していかなければいけない」と述べると共に、これからの1年に向けた新たな希望を語った。またアシスタントの中井氏も「(“豊かさ”とは)人それぞれである自分を認めること、嫌いにならないこと。それを今年の目標にしたい。(多くのエピソードが寄せられたことについて)みんなが伝えたい気持ちがあふれていることを知ったことが、自分の活力になります。自分も伝えていかなければ」と述べた。
《RBB TODAY》
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