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日本代表、「非公式サッカー世界王者(UFWC)」タイトルを北朝鮮に奪われる!

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「非公式サッカー世界王者」(UFWC)HP。“タイトルマッチ”として昨日の対戦レポートが掲載されている
  • 「非公式サッカー世界王者」(UFWC)HP。“タイトルマッチ”として昨日の対戦レポートが掲載されている
  • 次の“タイトルマッチ”は北朝鮮対タジキスタン戦と載っている
 15日に行われたW杯アジア3次予選で日本は北朝鮮戦に敗れたが、その際に実は「非公式サッカー世界王者」という称号も手放してしまったことをご存知だろうか。

 「非公式サッカー世界王者」(Unofficial Football World Championships, UFWC)とは、サッカーのA代表の試合をボクシングなどのタイトルマッチ風に捉え、現在の王者を破ったチームが新王者となる方法で世界王者を決定する仮想上のタイトル。19世紀から続くが、あくまで“お遊び”ではある。

 2010年のW杯南アフリカ大会で優勝したスペインが保有していたタイトルを、2010年9月の親善試合でスペインを破ったアルゼンチンが奪取。そのアルゼンチンを同年10月に親善試合で破った日本が「世界王者」ということになっていた。日本代表はその後アジアカップに優勝、ザッケローニ監督になってから無敗だった(引き分けはタイトル防衛)こともあって、1年以上にわたってタイトルを保有していたのだ。

 そして昨日の敗戦によって、タイトルは北朝鮮に移動。北朝鮮はアジア予選でタジキスタン戦が残っているが、ここはおそらく勝利すると予想される。そうすると、北朝鮮がなかなか国際Aマッチを組まないだけに、しばらく「世界王者」のままということになるのではと言われている。

 この「非公式サッカー世界王者」は専用のHP(英語)もあり、昨夜の試合後にはTwitterで略語の「UFWC」がトレンドに入るほど話題にされていた。あくまでお遊びではあるが、この「世界王者」のタイトルの行方、しばらく注視していきたい。
《関口賢》
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