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【e-Learning Korea】通信最大手SKテレコムの中高生向け教材、デジタル教科書にも本腰

エンタープライズ その他
SKテレコムのブース
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  • 英語教材「Dangerous Addictions」
  • 短文「Are all addictions dangerous?」
  • 意味のわからない単語を指定すると意味が表示される
  • デジタル教科書のプラットフォームの開発を進めているという
 韓国ソウルで開催の「e-Learning Korea 2011」で、韓国通信キャリア最大手のSKテレコムは、タブレットPC(Android)で利用できる家庭学習用教材「T Smart Learning」を展示している。

 中高生向けに、1科目9,100ウォン(約650円)で、英語、数学、国語、社会、理科、小論文を提供。小論文には年4回までの添削が含まれる。

 英語の教材には、発音診断機能が搭載されており、「単語→【発音→診断】→単文→【発音→診断】」の順に学習し知識の定着を図る。「読めるけど書けない・話せない」生徒が多いことから、「書けて」「話せる」英語の学習が行えるよう工夫されているという。

 また効果的な学習には、目標設定や学習状況の管理が重要なことから、「目標設定→学習→結果表」と学習を進められるようになっており、学習者本人だけでなく、保護者もインターネットを利用して専用ページで我が子の学習状況をチェックできる仕組みが用意されている。なお保護者への通知は、携帯メールにも対応している。

 さらに効果的な学習を支援する機能として、間違えた問題のみをまとめたノートを自動作成。苦手な問題のみを復習することでより効果的な学習が行える。ほかに、意味のわからない単語は辞書を引くことなく、アプリ上で単語を指定するだけで内蔵の辞書が意味を表示するといった機能も用意されている。「T Smart Learning」は7月1日より、塾向けの提供も開始されている。

 なお説明員によると、SKテレコムでは現在、デジタル教科書のプラットフォームの開発を進めているという。同社が本腰を入れることで、2014年小中学校、2015年高校へのデジタル教科書全国展開に向けいよいよ加速していくのではないだろうか。
《田村 麻里子》
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