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VMware、企業向けDaaSの新プラットフォーム「VMware vFabric Data Director」発表

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
VMware vFabric Data Directorはクラウド型DaaSを強化する
  • VMware vFabric Data Directorはクラウド型DaaSを強化する
  • Data Directorの実行画面
 米VMware社は現地時間29日、企業向けDaaS(Database as a Service)のプロビジョニングおよび運用のための新ソリューション「VMware vFabric Data Director」を発表した。

 「VMware vFabric Data Director」はVMwareのクラウド アプリケーション プラットフォーム戦略における拡張機能として提供されるもので、IT部門はポリシーベースの自動化により、異種データベースをすべて制御・管理できる。vFabric Data Directorは、VMware vSphereをベースに構築されており、独自のリソース管理機能により、リソース使用率を最適化するとともに、総運用コストを削減することができる。

 標準化されたポリシーおよびベスト プラクティスに基づく定型的なデータベース運用の自動化に対応。強力なWebベースのポータルにより、開発者はvFabric Data Directorを活用し、広範なデータベース サービスへのアクセスをセルフ サービス化して、個別のニーズに応えることができるようになるという。また、vFabric Data Directorは、仮想化インフラのメリットをデータベース層にまでもたらし、データベースのプロビジョニング、バックアップ、リストア、クローン作成および監視を自動化して運用コストを削減することも可能となる見込みだ。

 Data Directorでサポートされる最初のデータベースは、VMwareの新製品である「vFabric Postgres」となる。この製品はPostgreSQLをベースとしており、PostgreSQLとの完全な互換性を備えている。またVMwareは、vSphere環境向けに「vFabric Postgres」の最適化も済ませている。今後VMwareでは、vFabric Data DirectorのサポートをPostgreSQL向け以外にも拡大し、プロビジョニングおよび運用の共通モデルを、最も広範囲な商業データベースやオープン ソース データベースにも拡張することを計画中としている。

 vFabric Data Directorの出荷時期は2012年内。vFabric Postgresは、Data Directorに同梱される。また、CloudFoundry.comからも入手可能。
《冨岡晶》
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