富士通、大学向け統合ID管理パッケージ「UnifIDone」販売開始 | RBB TODAY
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富士通、大学向け統合ID管理パッケージ「UnifIDone」販売開始

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
「UnifIDone」 全体イメージ図
  • 「UnifIDone」 全体イメージ図
  • 各製品の販売価格、および出荷時期一覧
 富士通は29日、大学を主たる対象とし、学内に散在する複数システムの利用者IDなどを統合的に管理するパッケージ「UnifIDone」(ユニファイドワン)の販売を開始した。

 「UnifIDone」は、教育研究システム、学生・人事システム、図書館情報システム、公開講座受講システムなど、大学内に散在するさまざまなシステムの利用者ID、パスワード、名前、所属、住所などを一元管理する製品。在学生、公開講義受講者、図書館利用者、教職員、卒業生、父母など、さまざまな種別や属性の利用者を抱える大学特有の複雑なID管理業務において、利用者情報の登録・更新が1つのシステム上でできるうえ、メール環境設定や印刷枚数制限設定などを、個人単位だけでなく、グループ別に一括処理できる。

 オプションとして、学生の在籍状況(入学、休学、復学、卒業)に合わせて各システムへの適切なアクセス権を自動的に付与する「IDライフサイクル運用」、大学在学期間のみならず、付属校(小学校・中学校・高校)から大学卒業後までを一元管理する「生涯ID管理機能」を提供する。

 価格は、基本システム(V1)が250万円、全学オプションV1が150万円、全学拡張オプションV1が200万円。2013年度末までに約50大学に導入することを目指す。
《冨岡晶》
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