東京スカイツリー、ライティングのオールLED化が決定……「粋」「雅」など和を演出 | RBB TODAY

東京スカイツリー、ライティングのオールLED化が決定……「粋」「雅」など和を演出

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心意気の「粋」パターンライティングデザイン
  • 心意気の「粋」パターンライティングデザイン
  • 美意識の「雅」パターンライティングデザイン
  • ライティングデザインの演出ポイント
  • 独自のソフトでリアルタイムに照明演出のモニタリングを実現
  • 「パラボラ曲面反射板」方式
  • 雅色をCIE色度座標で色を定量的に把握、高精度に再現
  • 富士山の冠雪をイメージしたゲイン塔の照明
  • 展望台を約1秒間で1周する時計光の照明
 東武鉄道、東武タワースカイツリー、パナソニック電工の3社は15日、「東京スカイツリー」のライティング機器の仕様を発表し、合計1,995台のすべての照明にLED照明器具を採用決定したことを公表した。

 東京スカイツリーのライティングについては、日本の美意識をもとに、下町の歴史や地域性、時代を象徴するとともに、地球環境に配慮した照明計画を目指したという。今回オールLED化が決定したことで、優れた演出性が期待できるほか、より環境に配慮したタワーとしてのメッセージを発信できる見込みとのこと。なお内部照明についても、案内スペースのすべてでLED化を実現するとしている。

 LED照明器具の採用と、それらの器具を高速制御するLED演出システムの開発により、消費電力は、1,588台点灯のライティングデザイン(心意気の「粋」パターン)で、パナソニック電工製の従来光源と比べ、約43%省エネが見込めるという(約153kW)。1,347台のライティングデザイン(美意識の「雅」パターン)では従来光源比約38%の省エネとなる(約83kW)。高度なLED演出システムにより、「粋」「雅」の他に、多彩な演出が可能となっている。

 そのほかにも、反射板を大型化してLED灯数を削減し、補助反射板をつけて光を絞り込む新反射板「パラボラ曲面反射板」方式を採用。超狭角配光の器具を開発することで、ゲイン塔の照明では約140mのライティングを実現するとともに、光漏れ対策にも配慮することを可能とした。また、古色床しい紫色である「雅」カラーをコンセプトどおりに再現する「雅」専用LEDも開発された。これらを駆使して、富士山の冠雪をイメージしたゲイン塔の照明、展望台を約1秒間で1周する時計光の照明などが行われるとのこと。
《冨岡晶》

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