東京電力は5日、福島第一原発にて毎日開かれている非常災害対策室と東京電力本店などをつなぐ全体会議の様子を公開した。映像は5月24日~30日に撮影されたもので、2分58秒の長さに編集されている。 非常災害対策室は、福島第一原発内の免震重要棟にあり、テレビ会議で同社本店、第二原発、楢葉町のJビレッジ、福島市の福島事務所、柏崎刈羽原発、原子力安全・保安院とつながっている。 会議の参加者の中には、青い帽子をかぶっているスタッフがいるが、これは被曝を防ぐために、屋外に出る場合は着用する必要がある帽子と作業服。さらにこの上に全面マスクと放射性物質の防護服(タイベックス)を着用する。