【COMPUTEX TAIPEI 2011(Vol.17):動画】Freescale、スマートハウスを展示デモ | RBB TODAY
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【COMPUTEX TAIPEI 2011(Vol.17):動画】Freescale、スマートハウスを展示デモ

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同社のコントローラを搭載したスマートメーター
  • 同社のコントローラを搭載したスマートメーター
  • 家電を料金と電力量からコントロール可能なタブレット
 Freescale Semiconductorは、同社のアプリケーションプロセッサとマイクロコントローラを組み込んだ機器による「Smart Energy Solution」(スマートハウス)を展示デモしていた。

 デモではタブレット上に表示されたスイッチをON/OFFすると、外灯や洗濯機が動作したり止まったりとコントロール可能となっていた。また、電力消費量や金額ベースでの表示も確認でき、例えば料金に合わせてデバイスをコントロール(もちろん消費電力量によるコントロールも可能)。最近の日本の展示会では「電力の見える化」がブームになっているが、家電をコントロールできるものはほとんどない。今回の展示は、そこまで踏み込んだものだった。

 デバイスとの通信はZigbee(MC13224V ZigBee radio)で行われる。タブレットと、他のデバイスとのハブになるホームエナジーマネージャーには同社のARMベースのi.MX28アプリケーションプロセッサが搭載されており、スマートメーターはColdFire V1 マイクロコントローラが採用されていた。

 このような、いわゆるスマートハウスを実現するためには通信規格の統一や、家電機器間の連携が欠かせない。同社ではチップレベルのみではなく、ソフトウェアも含めたソリューションを展開することで、スムーズな移行を促したい考え。Pierre Sylvestre氏(System Solution Engineering Manager,Industrial & Consumer Markets, Global Sales and Marketing EMEA)は「これからはどんどん需要が増加し、デバイスも多く登場してくるだろう。今後はシェアを20%とっていきたい」と話している。

《RBB TODAY》
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