日本サムスン、「日本の電子看板をもっと楽しくしよう運動」開始……制作ソフトを無償配布など | RBB TODAY
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日本サムスン、「日本の電子看板をもっと楽しくしよう運動」開始……制作ソフトを無償配布など

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「MagicInfo-I Author(オーサリング版)」の画面(韓サムスン社サイトより)
  • 「MagicInfo-I Author(オーサリング版)」の画面(韓サムスン社サイトより)
  • 「MagicInfo-I Player(クライアント版)」の構成(韓サムスン社サイトより)
 日本サムスンは9日、日本の電子看板(デジタルサイネージ)市場をさらに活性化し、ユーザーの導入障壁を低くすることを目的に、「日本の電子看板をもっと楽しくしよう運動」を展開すると発表した。

 第一弾として、数千拠点への配信と遠隔運用・管理に対応した電子看板ソフト「MagicInfo-i Premium」を今夏に発売する。「MagicInfo-i Premium」は、コンテンツの制作をする「オーサリング版」、センターサーバーからスケジュール配信と遠隔運用・管理を行う「サーバー版」、液晶ディスプレイにコンテンツを映し出す「クライアント版」の3つのソフトから構成されている。このうち「オーサリング版」は、無償でライセンス提供される見込みだ。

 「MagicInfo-i Premium オーサリング版」は、複数の素材を重ね合わせる「多層レイヤー機能」や、時間の流れと場面の移り変わりの編集を視覚的に操作できる「タイムライン機能」をそなえ、多様で柔軟な約300種類のコンテンツ効果機能を付加できる。著作権フリーの27のテンプレートや300以上のクリップアート、サンプル用の動画・静止画・Flash動画、19の効果音も標準バンドルされる。制作ソフトを無償ライセンスすることにより、電子看板コンテンツ制作の参入障壁を下げ、コンテンツ制作に取り組む制作者の裾野を広げるといった効果を期待しているという。

 なお今夏の正式発売に先立ち、オーサリング版の実証テストプログラムを、金沢工業大学ならびに参加を希望するクリエーターと共同で実施する。テストプログラムへの参加者は公募で幅広く募集し、プログラムを通じてソフトの完成度の向上を高めるほか、ユーザーの声を反映し、より使いやすいソフトの開発を目指していく考えだ。テスト期間は2月10日~4月22日で、共催するサイバーステーションの受付窓口サイトからソフトウェアがダウンロード可能。
《冨岡晶》
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