「IS03ユーザーの92%が機種変」……KDDI決算発表一問一答 | RBB TODAY

「IS03ユーザーの92%が機種変」……KDDI決算発表一問一答

 KDDIは24日、2010年4~12月期の連結決算を発表した。連結ベースの営業収益は2兆5719億円で0.5%の減収。営業利益は3,721億円で1.3%の減益となった。

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固定通信事業は、営業利益ベースで昨年の348億円の赤字から、68億円の黒字に転換
  • 固定通信事業は、営業利益ベースで昨年の348億円の赤字から、68億円の黒字に転換
  • 第3四半期のARPUは前年同期比9.0%減
 KDDIは24日、2010年4~12月期の連結決算を発表した。連結ベースの営業収益は2兆5719億円で0.5%の減収。営業利益は3,721億円で1.3%の減益となった。

 移動体通信事業は、営業収益は1兆9523億円(前年同期比2.5%減)、営業利益は3,596億円(同11.8%減)と、音声通信の落ち込みにより、前年同期比で減収減益となった。12月末時点のau契約数は3,253万で、累計シェアは27.8%だった。またスマートフォンの販売台数は、第1四半期からの累計で約50万台。IS03が発売された第3四半期に限っては、約39万台となった。

 一方固定通信事業は、2005年3月期よりFTTHの事業基盤拡大に伴う営業損失が続いていたが、営業利益ベースで昨年の348億円の赤字から、68億円の黒字に転換した。黒字転換の要因として、代表取締役社長 田中孝司氏は、 KDDI単体の営業費用の削減と、海外で買収した2社の増収をあげた。

 以下は報道陣と田中社長による一問一答。

――スマートフォンの今期の見通しは?

田中社長:大体100万台超になると見ている。

――固定事業の増収に貢献した要因は?

田中社長:海外で買収した2社が増収に影響している。

――IS03のARPUについて、音声ARPUは落ち込んでいないのか? データARPUの伸びは想定したよりも大きいのか?

田中社長:データARPUの上昇については、「ISフラット」が大きく影響している。音声ARPUは毎月割の影響やシンプルコースの移行影響があり、トータルでは下がっているが、予想通りだと思っている。データARPUは、86%がISフラットを選択しており、我々の期待以上の結果になった。ただ初期動向であるため、この後4Qの推移を見ていきたい。

――IS03のデータARPUの伸びが期待以上ということだが、いつ頃データが音声を上回ると考えているか?

田中社長:内部の見通しだが、来年度にはデータと音声が反転すると見ている。また総合ARPUについても、増加に向かうのではと思っている。

――IS03ユーザーは機種変更が多かったということだが、新規ユーザーを増やす効果についてはどう考えているのか?

田中社長:12月に何が起こったかというと、たくさんの予約をもらい端末が機種変更ユーザー中心にまわってしまい、「弾切れ」が起こった。もう少し在庫があれば、新規ユーザーに端末がまわったのかなと思っている。現時点では92%のユーザーが機種変更と聞いている。これから新端末が増えるので、もっと純増に寄与していくのではないかと思っている。

――Skypeのダウンロード率(約3割)が低いが、今後ダウンロード率を上げるための施策は?

田中社長:我々内部の見解では、結構ダウンロードされたなという認識。人気アプリランキングでも2位に入っている。高ARPU層のユーザーが流れてきており、まずまずの滑り出しという印象。

――ベライゾンから登場したiPhoneについての見解は?

田中社長:iPhoneの話は、申し訳ないがノーコメント。

――ベライゾンがLTE対応端末を出しているが、KDDIがLTE対応を前倒しする可能性は?

田中社長:現時点では、2012年末に予定しており、計画を前倒しする予定はない。理由としては、2012年7月に周波数が空いてくるので、試験などを考えると2012年12月になるのではないか。
《RBB TODAY》

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