NECとタイトー、デジタルサイネージの実証実験をゲームセンターで共同実施 | RBB TODAY
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NECとタイトー、デジタルサイネージの実証実験をゲームセンターで共同実施

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
実験で利用される「マルチサービスターミナル」
  • 実験で利用される「マルチサービスターミナル」
 NECとタイトーは24日、タイトーが運営しているアミューズメント施設において、NEC製「マルチサービスターミナル」とタイトーのWebサイトとの連携による、新しいCRMサービスの実証実験を開始した。実験期間は、3月末日まで。

 対象となる施設は、タイトーステーション浅草店(東京都)、アムゼ(青森県)、タイトーステーション福岡天神店(福岡県)の計3店舗。デジタルサイネージおよび携帯電話向け情報配信を活用したCRM(Customer Relationship Management:顧客管理)サービスの実験を行う。

 「マルチサービスターミナル」は、複数の電子マネー決済の他、液晶タッチパネルを搭載し、クーポン発行、広告表示、会員サービス等のクラウド型CRMサービスに活用できるスタンドアロン型の端末。デジタルサイネージについては、「マルチサービスターミナル」の液晶タッチパネルモニタ上で、広告やキャンペーンなど、複数パターンの告知を行う。おサイフケータイ機能搭載の携帯電話については、マルチサービスターミナルに携帯電話をかざすだけで、デジタルサイネージの広告やキャンペーンなどに連携した、タイトー専用WebサイトのURLを送信する。マルチサービスターミナルは、主に電子マネー決済に利用されているが、今回の実証実験のような、集客促進を目的としたCRMサービスにも対応することが可能とのこと。この実験により、タイトーはCRMサービスの有効性および施設利用者の利便性向上のための施策を検証することが可能となる見込み。なおマルチサービスターミナルのデジタルサイネージ機能を活用する取り組みは、初めてだという。
《冨岡晶》
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