【MeeGo Seminar Winter 2010】Qt Quickや自動検証ツールで効率よくUIを | RBB TODAY
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【MeeGo Seminar Winter 2010】Qt Quickや自動検証ツールで効率よくUIを

エンタープライズ その他
アイ・エス・ビーのブース。「Qt Quick」と「Qt Creator」を利用してつくった車載用インターフェイス
  • アイ・エス・ビーのブース。「Qt Quick」と「Qt Creator」を利用してつくった車載用インターフェイス
  • SRAのブースでは、アニメーションのユーザーインターフェイス開発のデモを実施。デザイナーと共同で仕事をする際には、Qt Quick使うほうがスムーズに開発が進むという
  • ウインドリバーのMeeGo向け全自動検証ツール。カーネル層からアプリケーション層までの検証をカバーする
 アイ・エス・ビーは、MeeGoでユーザーインターフェイスを作成する際によく利用される開発フレームワーク「Qt」に関するデモと展示を行っていた。

 Qt4.7のキーテクノロジーとなる機能として「Qt Quick」(Qt User Interface Creation Kit)と「Qt Creator」がある。同社では、これらを利用して車載用インターフェイスを作って。SRAのブースでも同じQt Quick技術によって、アニメーションやタッチパネルのユーザーインターフェイス開発のデモを行っていた。通常ではプログラマーはC++でコードを書くことが多い。しかしデザイナーはC++よりもFlash(ActionScript)に慣れている。デザイナーと共同で仕事をする際には、拡張されたJavaScriptベース言語(QML)で開発するほうが効率的だ。デモでは、透明度をつけたアニメーションを出現させ、一定時間になったら消失させるコードを実行していた。

 またウインドリバーは、MeeGo向けの全自動検証ツールや、独自のユーザーインターフェイスを採用したMeeGoプラットフォームを展示。同社の全自動検証ツールは、Linuxのカーネル層からアプリケーション層まで1つの製品でまかなうことができる。試験項目を選択して、ボタンを押すだけで誰でも簡単に実行が可能だ。検証結果もMySQLデータベースにログとして登録されるため、あとから原因追求のための検証もラクに行えるという。
《井上猛雄》
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