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「Evernote 4 for Windows」公開……プログラムを全面刷新、起動が5倍高速に

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
「Evernote 4 for Windows」新画面
  • 「Evernote 4 for Windows」新画面
  • プリント時のオプション画面
 エバーノートは27日、Webクリップサービス「Evernote」クライアントの最新版アプリケーション「Evernote 4 for Windows」を公開した。

 「Evernote 4 for Windows」は、プログラムをC++で完全刷新。Evernote3.5より5倍速く起動し、起動時のメモリ使用量も半分に抑えられているとのこと。これにより旧型の非力なマシンでも軽快に動作するようになった。ユーザーインターフェイスも刷新され、新レイアウトは、ノートに注目しやすいよう最適化。ツールバーとメニューバーが合体し、より少ないスクリーン面積しか取らないようになった(旧レイアウトも選択可能)。

 また新たに“スプリット・ボタン”というボタンが追加され、簡単に新ノートが作れるようになった。このボタンでは「新規ノート」「新規インクノート」「新規ウェッブカムノート」を簡単に選択可能となっている。そのほか、サーチバーの場所の変更、より見やすいノートインフォメーション配置などに対応した。さらにEvernote 4では「マルチタッチ」「ジェスチャー」をサポートし、タブレットPCでの操作にも対応する。

 クリッピングに関しても、機能を大幅に強化。従来は使用中のアプリケーションからEvernoteアプリに遷移しての操作となっていたが、Internet Explorer、Outlook、Firefoxからクリッピングをする際、“New Clip”のポップアップが現れるようになり、このポップアップ上で、タグ付けをしたり、保存するノートブックを選択したりできるようになった。ノートの編集機能では、テーブル作成機能が改善され、行/列を追加できるようになった。印刷機能面では、1つまたは複数のノートのプリントを行う際、“オプション”を開いてプリントしたい情報を1つ1つ選択することができるようになった。またWindows 7への対応も強化され、ジャンプリスト、ジオタグにも対応した。

 「Evernote 4」は公式サイトより無償ダウンロードが可能。なおインストールすると、既存のEvernote 3.5が上書きされる。また今後数週間のうちに、Auto Updateとして提供が開始される予定。またFirefoxユーザーの場合、FirefoxのExtensionの最新版(Evernote 4と互換性のあるExtension)に変更する必要がある。
《冨岡晶》
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