電子書籍販売サイト「電子書店パピレス」を運営するパピレスは22日、「電子貸本Renta！」サイト上で「夏の恋愛に関する意識調査」を行った。対象は10～50代までの女性。 それによると「この夏、恋をしましたか？」との質問には全体の79.9％（247名）が「していない」と回答。この中から未婚女性186名を抽出しても、「していない」が76.9％と過半数を占めた。さらに、マンガやドラマで話題の「ホタルノヒカリ」の主人公に例え、「自分を『干物女』（様々なことを面倒臭がり、恋愛から遠ざかっている女性のこと）だと思うことがありますか」との質問には全体の63.1％、未婚女性の65.1％が「自分を干物女だと思う」と答えている。 恋をしなかった理由としては「いい相手がいなかったから」（20代）、「仕事が忙しくて余裕がなかった」（30代）といった回答が多く目立つ一方で、「外が暑すぎて引きこもっていたら夏が終わっていた」（20代）、「暑すぎて熱い恋など考えられない」（40代）と、今夏の「猛暑」を理由に挙げる人もいた。さらに「3次元に恋なんて求めてないから」（10代）、「マンガ、アニメとかにしか興味がないから」（10代）と言った、非現実世界の男性しか恋愛対象にならないという回答も寄せられている。 「非現実世界の登場人物にときめいた事がありますか？」の質問には、「ある」との回答が69.6％おり、「どんな所にときめきましたか？」との問いには、「見た目も中身も完ぺきなところ」（20代未婚）、「容姿・家柄等完璧だけど一途なところ」（30代既婚）と現実離れした「完璧さ」に惹かれている人や、「不遜（ふそん）な態度」（20代未婚）、「束縛ギリギリの気遣い」（30代未婚）、「ツンデレとくせ毛」（10代未婚）と細かな所に魅力を感じている人もいた。 そうした女性たちに、「今年の夏、恋をしなかった人にオススメの恋愛マンガ」を聞くと、1位は「イタズラなKiss」（14.5％）となった。同作は90年代に「別冊マーガレット」（集英社）で連載され、佐藤藍子さん、柏原崇さん主演でドラマ化もされた作品だ。
「タレント人気度」男性は11連覇のサンドウィッチマン、女性は綾瀬はるかで通算18回目のトップ
