NEC、オフィスクラウドサービス「UNIVERGE Live」を新たに提供開始……「持たざるオフィス」を実現 | RBB TODAY
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NEC、オフィスクラウドサービス「UNIVERGE Live」を新たに提供開始……「持たざるオフィス」を実現

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UNIVERGE Liveの概念
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 日本電気(NEC)は16日、オフィスソリューションをクラウドサービスで提供する「UNIVERGE Live(ユニバージュ ライブ)」を新たに製品化し、販売を開始した。メールや電話、グループウェア、Web会議、セキュリティ管理などのオフィス機能をクラウドで提供する。

 「UNIVERGE Live(ユニバージュ ライブ)」は、オフィスのICT環境をNECのデータセンターを利用し、クラウドサービスとして提供するものとなる。メール、ストレージなどの運用支援を目的とした「UNIVERGE Liveエッセンシャル」、グループウェア、Web会議などのコミュニケーション強化を目的とした「UNIVERGE Liveフュージョン」、ファイアウォール、Webフィルタリングなどの堅牢なセキュリティを提供する「UNIVERGE Liveシェルター」の3つのサービスをラインアップ。ニーズに合わせた選択が可能。

 「エッセンシャル」は、メール、ホームページ、ストレージなどオフィスの基本機能の運用を支援するサービス。「フュージョン」はグループウェア、Web会議、プレゼンス(在席)管理、インスタントメッセージ、リモートアクセスなどお客様の社内外とのコミュニケーション強化を支援するサービス。「シェルター」はファイアウォール、Webフィルタリング、アンチウィルス、メールフィルタリング、ファイアウォールなどの堅牢なセキュリティ環境を実現するサービスとなる。販売価格は、エッセンシャルで月額800円/ユーザー(税別)から、出荷開始は2011年1月からを予定。

 さらに、クラウドサービスに加え、顧客企業のシステム環境に応じた適切なネットワークを提供する「UNIVERGEネットワークサービス」や、自社内のシステムで管理したいと考える顧客企業向けに「UNIVERGEオフィスソリューションパック」もあわせて製品化した。ネットワークサービス「UNIVERGEネットワークサービス」は、拠点間や「UNIVERGE Live」との接続に必要な適切なネットワークを提供するサービスで、販売価格は月額24,600円(税別)から、出荷開始は2010年10月からを予定。「UNIVERGEオフィスソリューションパック」は、NECがこれまでブロードバンドソリューションセンター(品川、関西)で実践してきた各種ソリューション群を仮想アプライアンス化して提供するもの。販売価格は、248万円(税別)から、出荷開始は本年10月からを予定。

 NECは、新サービスについて、自社による販売に加え、販売パートナーとの連携を強化し拡販を図る。販売パートナーは、顧客企業管理ポータルサイトから、顧客企業のサービス契約状況、サービス稼働状況、課金情報などを一元管理可能。またポータルサイトを利用して、複数のサービスにまたがるシングルサインオンや一括課金の実現など、顧客企業に最適な環境を提供することが可能とのこと。NECは、今回発表した新サービスにより、国内外の販売パートナーとも連携し、2012年度に200億円の売上を目指す。なお、新サービスは、「オフィスまるごとエコ」を実現した次世代オフィス「NEC玉川ソリューションセンター」に一部導入されているという。
《冨岡晶》
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