【Wireless Japan 2010(Vol.21):動画】NORDIC社、ツール・ド・フランスに採用された“ANTプロトコル”をデモ | RBB TODAY
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【Wireless Japan 2010(Vol.21):動画】NORDIC社、ツール・ド・フランスに採用された“ANTプロトコル”をデモ

ブロードバンド 回線・サービス
磁石が回転数を読み取りそのデータが無線送信される
  • 磁石が回転数を読み取りそのデータが無線送信される
  • ツール・ド・フランス
  • Googleが実施している「Realtime Mytracks」
  • ドングルを付けたiPhoneへも送信可能
 Googleマップ上にツール・ド・フランス2010に出場している選手の現在位置がリアルタイムに表示される。選手名をクリックすると、スピードや心拍数までも……。実は、この一部はノルウェーNORDIC社のテクノロジーによって実現しているのもだ。

 同社はRFICを主力製品に展開する半導体サプライヤ。「Wireless Japan 2010」の会場で展示されていたのは、低消費電力を目的としDynastream Innovations社が開発したプロトコル“ANTプロトコル”スタックを内蔵した「nRF24AP2」だ。ピーク消費電流が最大17mA、平均消費電流14μAとなっている。

 デモでは自転車のホイールとペダル近くに取り付けられた磁石によって車輪の回転数などスピードを読み取り、2.4GHzの“ANTプロトコル”でサイクルコンピュータなどに無線送信する。もし、チップが入ったドングルをiPhoneにつけていれば無線送信によってデータが表示可能だ。「ZigBeeやBluetoothは消費電力が大きいので、コイン電池などで動かす機器には向かない」とスタッフは強調する。同社では、この特徴を生かし同社の体重計や他の機器と連動させてログをとるソリューションを展示している。

《RBB TODAY》
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