マスプロ電工は、地上・BS・110度CSのデジタル3波放送に対応した簡易テレビチューナー「DT70」を発表。7月上旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は20,000円前後。 同製品は、2008年7月発売のハイスペックモデル「DT35」よりも装備と機能を絞り込み、価格を抑えた簡易モデルの地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナー。D4出力端子を備える一方、DT35との比較でコンポジット端子/音声出力端子はそれぞれ2系統から1系統へ削減した。 また、電子番組表（EPG）は8日分から1日分（24時間分）へと簡易版に変更し、字幕放送には対応するが、データ放送/双方向サービスには非対応とした（NHKデータオンラインなどのインターネット回線を利用した双方向データ放送サービスにはDT35も非対応）。 DT35よりも約30％の小型化を図っており、本体サイズは幅215×高さ43×奥行き158mm。軽量化も行ない重さは約620gとした。さらに、電源ON時6.6W/待機時0.5W以下で、DT35と比較して約44%の低消費電力を果たした。 そのほかの特長として、4：3表示のテレビで黒枠が出てしまう映像を大きく表示するズーム（画面拡大）機能を搭載。付属のリモコンはチューナー本体はもちろん、国内外で18社のメーカー製品であれば、音量調節や外部入力の切り換えなどテレビの操作も可能。テレビ操作部についてはリモコンボタンを色分け表示している。
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