【ケーブルテレビショー2010(Vol.3)】3D映像のライブ配信をデモ――パナソニック
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その中でも目を引くのが、3D映像をライブで配信するデモンストレーションだ。参考出品の一体型二眼式3Dカメラレコーダ「AG-3DA1」で撮影した会場内の映像を、3D対応マルチフォーマットライブスイッチャー「AV-HS450」を介して放送用機材に接続、同社の既存のSTBで受信し3D VIERAで表示している。テレビ、STB、放送局用機材をトータルに手がける同社らしい展示だ。
実際にデモを見てみると、撮影から、テレビ画面に映像が表示されるまでに若干のタイムラグがある。ブース担当者によれば、カメラレコーダがまだ試作段階であり、3D映像のトランスコードに時間がかかっているとのことで、この時間をいかに縮めていくかが今後の課題だという。
STBが並ぶコーナーでは、CATV事業者への提案として、音声読み上げ機能付きSTBが参考出品されていた。チャンネルを変えると、現在受信中のチャンネル、番組名を読み上げるほか、番組表内でカーソルを移動すると、フォーカスしている番組名や番組内容も読み上げてくれる。視覚障害者には非常に便利な機能だが、残念ながら、文字放送の読み上げには対応していないという。