ベライゾン ビジネス、クラウドベースの「ストレージ・アズ・ア・サービス」を発表 | RBB TODAY
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ベライゾン ビジネス、クラウドベースの「ストレージ・アズ・ア・サービス」を発表

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
 ベライゾン ビジネス(Verizon Business)は英国時間15日、クラウドベースの新製品「ベライゾン・クラウドストレージ」、およびそれを補完する一連のデータ保持に関するITコンサルティングサービスの提供を発表した。

 「ベライゾン・クラウドストレージ」は、企業向けの従量制ストレージソリューション。セキュアなデータストレージに特有の「複雑さ」に対応できるように設計されており、インターネットを介したデータの管理および取り出しに関して、柔軟な取り扱いが可能。Nirvanixが提供する「Storage Delivery Network」を活用しており7月初旬から米国、その他世界16ヶ国で提供開始となる。また今年後半には米国および欧州のデータセンターにおいてNirvanixマネージド・ストレージ・ノードが追加配備され、2011年にはアジア太平洋地域においても、ノードが配備される予定。

 主な機能として、安全なマルチテナント型ファイルシステムや暗号化データ転送など、堅牢な物理的・論理的セキュリティに対応。ソフトウェア、API、サードパーティ・アプリケーションなど、さまざまなアクセス方法が用意されている。

 また新しいITコンサルティングサービス「ベライゾンデータ保持サービス」により、企業はデータの現在の保管場所、およびその使用方法・アクセス方法を完全に把握でき、事業目標を念頭に、ストレージの方針の設定および実践が可能となる見込み。コンサルティングサービスの1つである「データ復旧・保持ポリシーアセスメント」は、顧客のデータを発見し、データの流れ、保管、および取り扱いに関する既存のポリシーを査定するものとなっている。また「データ保持ポリシー構築」は、企業がデータの保管とバックアップに関する正式なポリシーを策定し、推奨事項を導入するロードマップを作成するのを支援するとのこと。

 ちなみに、Forrester Research社が2010年2月に発表した独自研究レポート『増大するストレージ・コストの管理(Controlling Storage Cost Amid High Growth)』によると、ストレージ容量の要件は、毎年20%~40%増加しているとのこと。現在ある企業のストレージ容量が100テラバイト(TB)である場合、5年後には約372TBへと急増する見込みだ。
《冨岡晶》
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