IIJ、クラウドを活用した仮想デスクトップ「IIJ GIOリモートオフィス」を提供開始 | RBB TODAY

IIJ、クラウドを活用した仮想デスクトップ「IIJ GIOリモートオフィス」を提供開始

 インターネットイニシアティブ(IIJ)は3日、新たな仮想デスクトップソリューション「IIJ GIOリモートオフィス」を発表した。7月より提供を開始する。

エンタープライズ ソフトウェア・サービス
活用例
  • 活用例
  • 料金例
 インターネットイニシアティブ(IIJ)は3日、新たな仮想デスクトップソリューション「IIJ GIOリモートオフィス」を発表した。7月より提供を開始する。

 「IIJ GIOリモートオフィス」は、クラウドサービス「IIJ GIO」上でデスクトップ環境およびアプリケーションの仮想化を実現する「IIJ GIO仮想デスクトップサービス」と、クラウド型シンクライアントソリューション「REMO(リモ)」を組み合わせた仮想デスクトップソリューション。

 「IIJ GIO仮想デスクトップサービス」は、IIJ GIOの仮想サーバ上に企業内のデスクトップ環境を構築するサービス。顧客の環境に合わせて、デスクトップ環境の実現方法を、Microsoftリモートデスクトップサービス(旧 ターミナルサービス)、Citrix XenApp、Citrix XenDesktopの3種類から選択できるほか、デスクトップ環境を構築するためのCPU、メモリ、ストレージなどのリソースを要望にあわせて柔軟に構成できる。さらに、顧客にはシンクライアント環境の管理者権限が渡されるため、より柔軟性の高い運用が実現できるとのこと。

 一方「REMO」は、IIJ独自開発の集中管理型ネットワークマネージメント「IIJ SMF」の自動接続や自動設定機能を活用し、設定不要のシンクライアント端末と、その端末の統合管理基盤を提供するソリューション。IIJグループでコンタクトセンターやネットワークの運用アウトソーシング事業を展開するネットケアが独自開発した。REMOの利用環境下では、端末が起動ごとにすべての設定情報を管理サーバから取得し、自動的にシンクライアントとして機能する。利用者はログイン時のIDおよびパスワードの入力を行うだけで、VPN接続時のネットワーク設定や端末操作、シンクライアントサーバへの接続などのあらゆる設定を省略できる。特に大規模にシンクライアントを導入する場合などにおいて、初期展開時の端末設定から運用開始後の故障対応まで、従来管理担当者にかかっていた運用負荷を大幅に軽減できるとのこと。

 「IIJ GIOリモートオフィス」は、IIJ GIO仮想デスクトップサービスの柔軟性と拡張性、REMOのオートコンフィギュレーション機能などを活用し、セキュリティと柔軟性の両立が実現可能な新たな仮想デスクトップソリューションとなる。IIJ GIOリモートオフィスで利用するサーバリソースや端末は、顧客の利用に応じて月額サービスとして利用可能。なおREMOにおけるシンクライアントの提供形態は、ネットブック型とUSB型の2パターンあり、USB型を選択することにより、顧客がすでに持っているPCをシンクライアント端末化して利用することができる。利用者はREMOでレンタル提供されるシンクライアント端末か、REMOでシンクライアント化されたPCを利用して、IIJ GIO上の仮想デスクトップ環境へアクセス可能。REMO端末がIIJ GIOにアクセスするためのネットワーク設定、VPN接続設定、Windowsログインなどの情報は、IIJ側の管理サーバで保持しており、利用者が端末起動時にログインのIDおよびパスワードを入力するだけで、端末が自動的に必要な情報をダウンロードしてユーザ固有の仮想デスクトップ環境にアクセスできる。また、REMO端末の電源を切ることで設定情報はすべて端末上から削除されるため、仮にREMO端末が盗難、紛失された場合でも、Webブラウザを通して管理者が管理サーバ上で停止処理することで、即座に仮想デスクトップへのアクセスを停止できる。

 さらに、端末側の設定が一切不要で、故障時やリースアップなどの際に容易に端末の入れ替えを行うことができる。また仮想デスクトップ環境では、クライアントのすべての機能がクラウド環境の上で動くため、今まで端末個別に実施していたセキュリティパッチの適応、クライアントOSのバージョンアップなどのセキュリティ運用を、運用管理担当者がクラウド上で一括して行うことができる。REMOのUSB型を選択した場合、USBを差し替えればどの端末からでもユーザ固有のデスクトップ環境に接続ができるため、万が一の機器障害時でもデスクトップ環境を即時復旧することができる。

 今後は、「IIJ GIOリモートオフィス」とIIJ GIOのコンポーネントサービス群を組み合わせて利用することで、デスクトップ環境だけでなくWindowsサーバなど社内すべてのサーバ環境をクラウド上に展開することが可能となる。また顧客のニーズに応じて、現状利用している環境とクラウドサービスを組み合わせたハイブリッド構成も実現可能とのこと。「IIJ GIOリモートオフィス」の料金例は、100ユーザで仮想デスクトップ環境を構築した場合、月額で一台あたり9,880円~。
《池本淳》

関連ニュース

特集

page top