iPodに欠かせないヘッドホン・イヤホンの2強は? | RBB TODAY
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iPodに欠かせないヘッドホン・イヤホンの2強は?

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家電カテゴリにおけるPV順位(2010年2月/カカクコム調べ)
  • 家電カテゴリにおけるPV順位(2010年2月/カカクコム調べ)
  • ヘッドホン・イヤホンの主要メーカーPV推移(カカクコム調べ)
  • ヘッドホン・イヤホン 売れ筋価格帯の推移(カカクコム調べ)
  • MP3プレーヤーとヘッドホン・イヤホンのPV推移(カカクコム調べ)
 家電カテゴリで「液晶テレビ」と「Blu-ray・DVDレコーダー」、「プラズマテレビ」に次いで注目を集めている「ヘッドホン・イヤホン」。人気の価格帯は、ポータブルオーディオプレーヤーの付属品などよりもワンランク上の3,000円以上6,000円未満クラスで、高音質・高機能の高級製品も根強い人気を得ているようだ。

 カカクコムは、月間約2,300万人が利用する同社購買支援サイト「価格.com」における、ヘッドホン・イヤホンに関するアクセス数や価格帯のデータをまとめた。まず、2月の月間PVで、家電カテゴリにおける人気カテゴリを見てみると、他から抜きんでた桁違いのトップは「液晶テレビ」で1,100万PV、次いで2位は「Blu-ray・DVDレコーダー」で500万PV。以下は200〜100万PVで団子争いを展開するが、なかでも「洗濯機」「掃除機」「冷蔵庫」といった家電の定番をおさえ、「プラズマテレビ」に次ぐ4位に躍り出ているのは「ヘッドホン・イヤホン」。その背景には、iPodなどのポータブルオーディオプレーヤーの人気がうかがる。

 次に、「ヘッドホン・イヤホン」カテゴリのメーカー別PV数の推移を見ると、ソニーとオーディオテクニカが3位以下を大きく引き離した2強争いを繰り広げ、以下、3位争いではビクターとゼンハイザー、AKG、デノンが混戦となっている。そんななかで傾向として見られるのは、過去2年でゼンハイザーが約1.5倍以上、AKGが約2倍以上のPVの伸びを示していること。比較的マイナーであった海外オーディオブランドが徐々にその知名度を上げているようだ。

 「ヘッドホン・イヤホン」カテゴリでの売れ筋価格帯については、6,000円未満の低価格帯が徐々にPVを伸ばし、15,000円以上の高価格帯がほぼ横ばい。一方、その中間にあたる6,000円以上15,000円未満は若干、PVを減らす傾向にある。さらに詳しく見ると、低価格帯では3,000円未満クラスはPVが減少し、逆に、3,000円以上6,000円未満クラスはPVが増加。ポータブルオーディオプレーヤーの付属品よりもワンランク上となる3,000円以上6,000円未満クラスが「ヘッドホン・イヤホン」カテゴリで最もシェアを占め、一方で、高音質かつノイズキャンセリング機能やワイヤレス機能などを備えた高級製品も根強い人気を得ていると言える。

 「MP3プレーヤー」と「ヘッドホン・イヤホン」の2カテゴリのPV推移を比較すると、ともに若干の右肩上がりを見せるなか、「ヘッドホン・イヤホン」のほうが安定した動きとなっている。MP3プレーヤーは新製品の発売時に注目度が高まる分、PVの変動が大きくなるが、ヘッドホン・イヤホンは常に買い替え需要があることから、変動の幅が小さいと分析できるようだ。
《加藤》
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