2010年1月は春モデルで出荷台数が飛躍的な伸び——JEITA調べ | RBB TODAY
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2010年1月は春モデルで出荷台数が飛躍的な伸び——JEITA調べ

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2010年1月の国内PC出荷台数/出荷金額の統計(デスクトップ/ノート)
  • 2010年1月の国内PC出荷台数/出荷金額の統計(デスクトップ/ノート)
  • 2010年1月の国内PC出荷台数/出荷金額の統計(地上デジタルチューナー内蔵PC)
 社団法人電子情報技術産業会(JEITA)は、2010年1月分の「パーソナルコンピュータ国内出荷実績」を発表した。

 発表によれば、デスクトップ/ノートPCともに2009年9月から前年同月比割れがなくなり回復傾向にあったが、とりわけ1月分は飛躍的な伸びを示している。デスクトップPCの総出荷台数は前年同月比で140.3%、ノートPCの場合は145.9%。これらの背景には、1月に続々と発売開始されたインテル製の新CPU搭載モデルの後押しがあったと推測される。

 なかでも注目したいのが、ノートPCの出荷台数。A4型・その他カテゴリーが前年同月比で166.8%と大幅な伸びを示した一方で、ネットブックなどを含むモバイルノートカテゴリーは85.2%へダウン。このカテゴリーは2009年12月には前年同月比で138.8%を記録していただけに、急激に下降したことになる。モバイルノートは出荷金額の前年同月比においても、82.1%と大幅に下落した(A4型・その他カテゴリーの出荷金額は136%)。これらのデータから、2010年1月の春モデル発売段階で、2009年のPC市場を牽引したネットブック人気は一段落し、スタンダードノートへとメーカーの戦略がシフトしたことがうかがえる。

 また、地上デジタルチューナー内蔵PCの出荷台数は、デスクトップ/ノートPCを含み前年同月比240.3%まで躍進。とりわけノートPCにおける伸び率はすさまじく、2009年11月が188.1%、2009年12月が213.2%、2010年1月が242.5%と、ここ3ヵ月連続で大幅な続伸を記録した。
《小口》
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