キヤノン、プリント速度を高速化したA4複合機など「PIXUS」3モデル | RBB TODAY
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キヤノン、プリント速度を高速化したA4複合機など「PIXUS」3モデル

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PIXUS MX870
  • PIXUS MX870
  • ADFのイメージ
  • PIXUS MX350
  • 操作パネルのイメージ
  • PIXUS iP2700
 キヤノンは、インクジェットプリンタ「PIXUS(ピクサス)」シリーズの新モデルとして、A4複合機で5色の「PIXUS MX870」と4色の「PIXUS MX350」、エントリーフォトプリンタの「PIXUS iP2700」を発表。2月下旬から発売する。価格はオープンで、予想実売価格は、MX870が30,000円前後、MX350が20,000円前後、iP2700が8,000円前後。

 MX870/MX350はプリント/コピー/スキャン/ファクスなどホームオフィスに適したA4インクジェット複合機。上位機種のMX870は2009年4月に発売された「PIXUS MX860」の後継機で、新エンジンの搭載により機能が向上。従来品との比較で印刷スピードが、A4カラー原稿は約5.6ipmから約6.1ipmへ、同モノクロ原稿は約8.4ipmから約9.4ipmへ高速化。L判フチなし写真が約33秒としている。

 また、A4原稿を最大35枚まで積載できる高速ADF(自動両面原稿送り装置)を搭載(MX350も最大30枚の普通紙A4原稿がセットできるADFを搭載)しており、文書コピーやスキャンもよりスピーディーに行なう。さらに、使い勝手を高めるほか用紙の節約にもつながる特徴として、自動両面プリント機能や普通紙専用の前面給紙カセットを備える。

 そのほかに両モデルの共通機能として、100BASE-TX/10BASE-Tの有線LANに加え、設置場所を気にせずワイヤレスでプリントやスキャンが行なえるIEEE802.11b/g(IEEE802.11gの規格内で周波数2.4GHz帯に限りIEEE802.11n互換)対応の無線LAN機能を搭載。オプションでBluetooth2.0に対応する。

 操作パネルは見やすい2.5型液晶ディスプレイを装備するほか、各ボタンを役割ごとにグルーピングすることで視認性を向上。素早いボタン操作を可能とした。また、PictBridge/メモリカードからのダイレクトプリント機能を備えている。

 おもな仕様として、MX870は、最高解像度が9,600×2,400dpi、最小インク滴サイズが1pl、インク色数が5色、スキャナー解像度が2,400dpi、インターフェースがUSB。本体サイズは幅約491×高さ226×奥行き437mm、重さは約11.8kg。付属品はインクタンク一式/モジュラーケーブルなど。

 MX350は、最高解像度が4,800×1,200dpi、最小インク滴サイズが2pl、インク色数が4色、スキャナー解像度が1,200dpi、インターフェースがUSB。印刷スピードはA4カラー原稿が約4.8ipm、同モノクロ原稿が約8.4ipm、L判フチなし写真が約37秒。本体サイズは幅約458×高さ198×奥行き415mm、重さは約8.8kg。付属品はインクタンク一式/モジュラーケーブルなど。

 iP2700は、2008年3月に発売されたエントリーフォトプリンタ「PIXUS iP2600」の後継機。従来品との比較で高さを12mm低くしてスマートなフォルムのデザインとした。最高解像度は4,800×1,200dpi、最小インク滴サイズは2pl、インク色数は4色、インターフェースはUSB。印刷スピードはA4カラー原稿が約4.8ipm、同モノクロ原稿が約7ipm、L判フチなし写真が約46秒。本体サイズは幅約445×高さ130×奥行き250mm、重さは約3.4kg。付属品はインクカートリッジ一式など。
《加藤》
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